メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

トルコの料理・飲食

「細雪」~トルコ料理~「汾酒」

一昨日は、住吉川から蘆屋の辺り一帯を歩き、蘆屋川(阪急)から300mほどの所にある、トルコ人の旧友が営む料理店に寄った。「細雪」の家族の家は、そのもう少し先に位置していたことになっている。 旧友の料理店で昼を食べてから、また阪神の蘆屋まで歩…

元町で「鯖サンド」~神戸駅

昨日、夜勤明けに三ノ宮の神戸サウナで温まってから、元町の「SABAR」という店で「鯖サンド」を食べて来た。 ネットで「トルコ名物サバサンドもあります」という紹介記事を読んで以来、気になっていたが、この元町店では、特に「トルコ名物」と謳っているわ…

中央アジアからやって来た「トルコ人」がアナトリアにもたらしたものは?

中央アジアからやって来た「トルコ人」は、アナトリアに何をもたらしたのだろう? まず、「セルジューク朝」という権力機構をもたらし、それから「オスマン帝国」を築き上げた。 オスマン帝国は、イスラム教を統治理念に掲げ、トルコ語にアラビア語やペルシ…

トルコの料理にゲテモノは少ない!

1991年にトルコへ初めて渡航する前、テレビの海外取材番組で一風変わったトルコの食文化が紹介されていた。来客のために羊の頭を焼き、まずは最も貴重な目玉をくりぬいて客人の皿に供するというのである。ゲテモノ好きの私は好奇心をそそられて、「トル…

武漢/新型コロナウイルス/世界三大料理と変わった食材

武漢で発生した新型ウイルス肺炎の騒ぎ、どれほど危険な状況なのか医学的な専門知識のない私には、入り乱れる情報の是非も判断し難い。とりあえず普段通り生活しているけれど、幸いなことに今のところ新型はもちろん、インフルエンザにも風邪にも罹っていな…

トルコの厳しい現実

イスタンブールの正式な名称は、20世紀の初頭に至るまで「コンスタンティニイェ」だった。当時は、市の人口の半数近くをギリシャ正教徒やユダヤ人のような非イスラム教徒が占めていて、コスモポリス的な雰囲気が漂っていたそうである。 現在は、その殆どが…

イタリアのチーズとトルコのチョコレート

イスタンブールにいた時分は、近所の小さなスーパーでも安くて美味しいチーズを手に入れることができた。 ところが、現在、福岡の柚須では、30分ぐらい歩いて、ミスターマックスのような大規模スーパーに行っても、普通のプロセスチーズ、あるいは“ナチュ…

筥崎宮放生会大祭(はこざきぐう・ほうじょうや・たいさい)/ドネルケバブの屋台

今日も、休日の“街歩き”は、電車等を使わず、歩いて「筥崎宮」まで出かけて来た。片道30~40分ぐらいだったと思う。 筥崎宮では、「博多三大祭り」の一つとされる「放生会大祭」が、12日から開かれていて、今日はその最終日だった。 連休と最終日が重…

大晦日

年末のイスタンブールは「大雪」という予報が出ていたものの、大晦日の今日は薄曇り、昨日は冷たい雨が雪になっていることもあったが、濡れた地面に落ちて直ぐ融けてしまった。 思えば去年は今頃「大雪」で、元旦は一面銀世界になっていた。明日はおそらく、…

ホジャパシャ・ピデジスィ

(12月19日) 一昨日(12月17日)、ベシクタシュから帰る途中、シルケジに寄って、ピデを食べてきた。ピデは、おそらくピタパンの“ピタ”と同じ語源で、要するにトルコ風のピザである。 もっとも、ピタやピデの方が歴史は古いみたいだから、トルコの…

スルタンアフメットのインド料理屋

(12月14日) 一昨日(12月12月)、スルタンアフットを歩いていて、7~8年前に一度、カレーを御馳走になったインド料理屋の前を通り過ぎたら、あの寒さの中、外のテーブルにも一組、トルコ人のお客さんたちが座っていた。 3ヶ月ほど前も、ヒルト…

草入りチーズ

トルコには色んな種類のチーズがあるけれど、他所にない特色があって、格別に美味しいのは、先ずこの「オトゥル・ペイニル(草入りチーズ)」じゃないかと思う。主にチャイブ(西洋アサツキ)という植物が使われているそうだが、チーズと共に発酵を遂げてい…

カドゥキョイでエフェスの生ビール

昨日(8月23日)、久しぶりに、カドゥキョイのアルトゥヨル(六差路)近くのカフェでビールを飲んだ。2013年の夏以来じゃないかと思う。辺りは僅か3年の間に随分様変わりしていた。いつものカフェには、見覚えのある店員もいたが、元の経営者の女性…

スズメ(水切り)ヨウルト(ヨーグルト)/タヴァ(平鍋)ヨウルト(ヨーグルト)

糖質制限といっても、比較的ゆるいものから、かなり厳しく制限するものまで、色々あるそうだが、極め付けは、ほぼ肉・卵・チーズしか食べない“MEC(ミート・エッグ・チーズ)”と呼ばれるやり方らしい。 これを実践すると、体がブドウ糖の代わりに“ケトン体”…

マダム・デスピナーのメイハーネ(居酒屋)

昨日(6月8日)の夕食は、マダム・デスピナーのメイハーネ(居酒屋)へ。ルム(トルコに住んでいるギリシャ人)女性の故デスピナーさんが、1946年に創業したという老舗のメイハーネ(居酒屋)である。テーブルには、チロズ(干し魚を焼いて酢に漬けた…

ユダヤ教コーシェルの料理

昨日(6月8日)の昼飯は、ユダヤ教コ―シェルの料理だった。ユダヤ教の戒律に則った食材・調理法による料理である。 上記の料理店は、既に閉店しており、今回、友人と出かけたのは、オスマンベイにあるシナゴーグの中で営業している食堂だった。 ここは、料…

今日の昼飯/アルバニア風レバー/ベニスの商人

今日の昼は、家賃を入金しに行ったウムラニエで、“アルナブット・ジエリ(アルバニア風レバー)”を食べた。なんで「アルバニア風」なのか良く解らないけれど、トルコの定番メニューの一つで、小麦粉をつけて揚げたレバー(羊か牛?)にちょっと辛めの味付け…

アレムダーで昼からビール

昨日、長距離散歩の途中、アレムダーのメイハーネ(居酒屋)風料理店で、ビール付きの豪勢な昼飯を食べてしまった。そもそも散歩の目的は、この料理店になっていたかもしれない。 3年ほど前、アレムダーの辺りを歩き回った際に、テラスでビールを飲む人たち…

究極のアルコール

先日、「ヨーグルト健康法」とか書いて以来、風邪がすっきりせずに愚図ついていたので、一昨日、強いアルコールで解毒を図ってみたら、翌朝にはすっかり治っていた。やっぱり「酒は百薬の長」である、とか言って、実際は、その前に風邪が抜けていたのだろう…

ピタパンの鯖サンド

今日(2月4日)の昼は、カドゥキョイで鯖サンドだった。この店は、ドネルケバブのサンドや甘い菓子類もやっていて、とにかく安いから、ちょっとした行列が出来るほどの賑わいを見せている。でも、私がここで食べるのは、いつも鯖サンドで、ドネルとかは未…

アヤック・パチャ/トガニタン

先週、またバラットのイシュケンベ屋に寄って、アヤック・パチャを食べて来た。アヤックは足、パチャは脛といった意味であり、ちょっと高級な料理屋で“アヤック・パチャ”を注文すると、“羊の骨付き脛肉の煮込み”みたいな料理が出て来るけれど、イシュケンベ…

ボリスの店

以前、ベシクタシュに、パンド・シェスタコフというブルガリア正教徒の老人が営む乳製品の店があった。2013年の夏は未だやっていたけれど、その後いつ頃店仕舞いしたのだろう、昨年の夏、通りかかった時は既に閉店していた。この店はなかなか由緒があり…

イシュケンベ(牛の胃袋)のスープ

(12月24日) 先週、豚肉のソーセージとベーコンを買いにドラップデレまで行って、ついでに有名な老舗“アピック”で「イシュケンベ・スープ(牛の胃袋のスープ)」を食べるつもりでいたら、閉店していたので驚いた。もう3年ぐらい経つらしい。 飲んだ後…

イエニ・イデアル(Yeni ideal)-イスタンブールの豚肉加工品店

数年前、何度か、ヨーロッパ側のドラップデレにある“イエニ・イデアル”という食料品店で、豚肉のハムやソーセージを買い求めたりした。やっぱりハムやソーセージは豚肉が美味しい。 それが、アジア側の外れのイエニ・ドアンへ越して以来、どうも足が遠のいて…

ジエリスタンのテロリスト?

北イラク料理屋などもあるアクサライの界隈には、ケバブの類をメインにした庶民的な店が軒を並べている。レバー(肝臓)串焼きの「ジエリスタン」はその中でもひと際目立っていた。ジエルがレバー(肝臓)の意で、ジエリスタンは「レバーの国」といった造語…

チャーラヤンのモンゴル料理屋

(12月9日) 先日、チャーラヤンまで出かけたのは、このモンゴル料理屋が目的だった。 場所は、この前、コマーシャルのエキストラでまた一緒になった顔見知りのモンゴル人青年から聞いた。彼はトルコへ留学に来て、学位を取るとそのままトルコでエンジニ…

文明の揺籃“アナトリア”

いつだったか、トルコを訪れた人が、料理について、「トルコにもビーフストロガノフに似た肉料理があった。ロシアから伝わったのだろう」というような感想を記していたのを読んで溜息がでた。オスマン帝国の宮廷料理は、19世紀になって、フランスの影響を…

トルコの国産ウオッカ“バズーカ”

日本にいた頃は、冬でも湯上りには先ずビールを一杯、それから酒だったりしたが、イエニドアンの我が家にはシャワーしかないし、暖房も余り効かず、部屋の中にいても寒いから、冬は専らワインで、ビールは滅多に飲まなくなった。 そのワインも、ふところ具合…

北イラクの豆料理

先週、お伝えしたあの北イラク料理屋で、今度は豆料理を食べて来た。この前、他のお客さんが食べているのを見て、とても気になり、是非味わってみたくなったのだ。 料理といっても実に簡単で、丼(?)の底にナンを敷き、その上に茹でたソラマメ、それから揚…

アンカラの夏の夜

イスタンブールは、10月になって急に涼しくなってしまった。ビールの美味い季節も終わりそうだ。 今年は夏の盛りに一時帰国していた。日本の夏はもの凄く暑かったけれど、その分だけビール(発泡酒)も美味くなった。やっぱりビールは汗かくぐらい暑いとき…