メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

2005-01-01から1年間の記事一覧

またもや結石

5月12日の「続々腎臓結石」以来、久々に更新するというのに、話題はまたもや「結石」。どうも尾篭な話ばかりですみません。もう一ヶ月以上前のことですが、「ここ数日、下腹部にちょっと痛みを感じるなあ」と思っていたら、ある日突然、トマトジュースの…

続々腎臓結石

結石は、先週で全て落ち切ったかと思っていたら、昨日の昼また痛みだしました。 3週間ほど前より、ちょっと仕事に行っている先のトルコ人たちに、この結石について話すと、トルコでは水の所為か、腎臓結石がやたらと多いことから、少々痛む程度なら病気の内…

腎臓結石の続き

結石のレーザー治療を行なうという医院を訪ねて見ると、「順番を待っている患者さんが沢山いるので直ぐには治療できない」と言われ、また別のレーザー治療専門の医院を紹介されたのですが、他の医院を紹介しておきながら、 「そこの治療費がどのくらいか解ら…

腎臓結石

最初に病院で結石と診断されたのは、91年、初めてトルコへやって来て未だ一ヶ月経つか経たないかという頃。 逗留していたイズミルの宿で、金曜日の夜中に激痛で目を覚ましたものの、土日と病院は休んでいるから、「この痛みはいったい何だろう?」と脅えな…

毎晩ビールを1リットル

この前、生活費を切り詰めるために酒は飲まないと言っておきながら、先週は、毎晩ビールを1リットルずつ飲んでいました。それというのも、どうやら、腎臓に結石が生じたようなので、ビールの利尿効果を期待したわけです。 あれは、結石が腎臓から尿管へ下り…

トルコが育てた日本の作家(ヴァタン紙)

2005年2月9日付けのヴァタン紙からです。トルコが舞台として登場する日本の経済小説「トップ・レフト」(祥伝社)と著者の黒木亮氏を、サーデット・オゼン氏が紹介しています。 ****(以下拙訳) 近年、世界の文学作品でトルコについて書かれるこ…

ガス・ストーブ

日曜日は、外を歩くと汗ばむくらいだったのに、今日はまた、ちょっと肌寒いような陽気です。朝夕は、もう少しの間ストーブの厄介になるかもしれません。 しかし、ストーブのガスボンベを持ち上げて揺すって見ると、まだまだ半分以上残っていそうな感じ。この…

ディヤルバクルから強制的に移住させられたクルド人の家族(ラディカル紙/ジェラル・バシュラングチ氏のコラム)

2005年3月28日のラディカル紙よりジェラル・バシュラングチ氏のコラム。バシュラングチ氏は、南東部に非常事態宣言が出されていた90年代初めの頃、イラク国境に近いジズレで起きた事件の思い出から語り始め、クルド問題の民主的な解決を呼びかけて…

シリア大統領ベシャル・アサド氏へのインタビュー(サバー紙)

2005年2月25日付けのサバー紙、ヤヴズ・ドナット氏のコラムから、シリア大統領アサド氏へのインタビューの部分を訳してみました。インタビューはダマスカスの大統領官邸で実現しています。先代の故アサド大統領の時代を考えるならば、とても信じられ…

トルコ化に生涯を捧げたユダヤ人(ミリエト紙)

20051月30日付けのミリエト紙日曜版から。オスマン朝の末期から共和国の初期にかけて、トルコ化に生涯を捧げたユダヤ人モイズ・コーヘンの伝記を著したユダヤ人リズ・ベフモアラス女史(トルコ国民であると思います)にフィリズ・アイギュンドュズ記…

かつてはギリシャ人も自分たちを「ビザンチンの子孫」であるとは思っていなかった(ザマン紙/ヘルキュル・ミルラス氏のコラム)

2005年1月11日付けのザマン紙よりヘルキュル・ミルラス氏のコラムの前半の部分を訳しました。シラク大統領の「我々は全てビザンチンの子孫である」という発言から始まった議論に対し、トルコ国籍のギリシャ人であるヘルキュル・ミルラス氏がその見解…

ボブ・ディランの先祖はトルコからの移民だった(ラディカル紙)

2005年1月11日付けのラディカル紙よりエニス・ユルドゥルム記者の記事。ボブ・ディランはその著書で、ルーツがトルコのカルス県であることを明らかにしたそうです。ユルドゥルム記者は早速地元カルス県の反応を取材しています。 ****(以下拙訳)…