メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

ドイツ

多民族帝国の崩壊と国民国家の成立は何をもたらしたのか?

6月末に姫路のジュンク堂で購入したのは中公新書の「スターリン」だけじゃなかった。 そのもう一冊「さまよえるハプスブルク」もこの長期休暇を利用して読もうと思っていたが、結局、後半の部分はざっと読み流しただけで一応読了ということにした。 カバー…

生ビールの飲み方:ドイツ・日本・トルコ

「暑い夏の日こそビールだ!」とばかり、昨日は大阪の谷町にあるドイツ・ビールの専門店に出かけて見た。昨年の末頃だったか、この店の存在を知って以来、「ビールの季節」の到来を待ちかねていたのである。 しかし、まずはドイツ直輸入の生ビールで乾杯して…

ドイツに対する危惧

また性懲りもなく勝手な無駄話を続けてしまったけれど、ある程度は真面目に考えて書いていた。何と言っても、20世紀から現在まで、堂々と突っ張って、そのまま押し通せた国は、アメリカ以外になかったはずだ。やはり日本は、歴史と現実の状況に、少し怯え…

堂々としたドイツと屈折した日本?

先日、トルコのニュース専門局の討論番組で、ある識者が次のように語っていた。「EUに合理性をもたらしていたのはイギリスだった。そのイギリスが抜けてしまった後には、ドイツの民族主義的なロマンティズムだけが残った。これから、EUは大変なことにな…

ドイツ神話の崩壊?

今日、家賃を納めにウムラニエの銀行まで行った。 途中、渋滞で走ったり止まったりしているバスの窓から外を眺めていたところ、並走していたフォルクスワーゲンの高級車は止まったまま発進できなくなってしまったのか、パリッとしたスーツを着た中年男が、『…

質実剛健の気風

昨年の末頃、“YouTube”により、ドイツの農村で「豚の屠殺・解体」を取材した日本のドキュメンタリー番組を観た。 遠い昔、冬の寒さが厳しいその村では、秋の間にドングリなどを食べさせて太らせた豚を屠殺・解体すると、血や内臓も余すところなくソーセージ…

歴史認識

日本では、一部の識者たちが、「戦時中の日本軍による残虐行為は、学校で未だ良く教えられていない」と主張しているようです。 ところが、こういった態度を自虐的であると批判している人たちは、逆に、「学校で日本軍の侵略行為を教えすぎている」と主張して…