母がアルツハイマーと診断されたのは２０１０年だった。この年の３月～４月にかけて、母は姉と共にイスタンブールを訪れていたけれど、時々、自分が何処へ来ているのか良く解っていないようなことを言うので、私も『これはちょっと変だ』と不安を感じた。そ…

昨日、アルツハイマーの定期健診を受ける母を連れて、屋久島島内では、最大の医療機関である徳洲会病院に行ってきた。担当の女医さんによると、母はアルツハイマーを除けば、驚くほど健康な８６歳であるという。アルツハイマーの方も、著しい進行は見られな…

先日、トルコ人ジャーナリストのインタビューに答えた駐アンカラ英国大使が、「７月１５日クーデター事件」におけるギュレン教団の関与を認めたため、大きな話題になっていた。 事件から1年が過ぎ、ようやく欧米でも、ギュレン教団に対する認識が変化を見せ…

日本のメディアでも、トルコの高校教育カリキュラムから「進化論」が外されたことが報じられていた。屋久島に引き籠ったまま、トルコの現地の様子を見聞できないのは残念だが、ネットの記事等を見る限り、非常に脱イスラム的な政教分離主義者らを除いて、以…

野党ＣＨＰのクルチダルオウル党首らが、司法の「公正」などを訴えながら「行進」して以来、欧米では、トルコの「不公正な司法」への批判が、また高まりを見せていたらしい。これに対して、トルコの識者の中からは、「欧米を中心とする国際社会はどれほど公…

２週間ほど前、サバー紙のコラムで、ヒラル・カプラン氏が、ベネズエラの軍事クーデター事件と故ウーゴ・チャベス前大統領の政治姿勢を詳細に伝えていた。失敗に終わった２００２年の軍事クーデターは、ウイキペディアの日本語版にも、「ＣＩＡの支援を受け…

１年前の７月１５日の夜、悪夢のようなクーデター事件が勃発した。しかし、イスタンブールの外れのイエニドアンの街に住んでいた私は、あの日、１１時半頃に就寝したまま、事件には全く気が付かず、朝まで眠りこけていた。 朝起きてから、事件の概要を知り、…

第一野党ＣＨＰのクルチダルオウル党首らが、「公正」を掲げて、アンカラから歩き始めた「行進」は、９日、イスタンブールのマルテペ広場で多くの群衆に迎えられて幕を下ろした。途中、事故や騒乱もなく、平和な雰囲気が維持されたことを与野双方の識者らが…

水曜日（5日）、宮之浦のクリーンセンターへ粗大ゴミを捨てに行った際、少し先にある“一湊”という漁港町に寄ってみた。屋久島では、最も北側に位置する町らしい。高台に上がって町を眺め渡せば、港を覆うように海へ突き出した岬の三つ並んだ峰の姿が、なかな…

昨年、一時帰国中に糖質制限を始めると、６６～６７㎏ぐらいあったはずの体重が、４０日間で苦も無く６２～６３㎏まで減っていた。６月からまたイスタンブールで糖質制限を再開させて、７月中は超糖質制限（ＭＥＣ）も試みていたため、一時的には、もっと減…

帰国して以来、暫くの間、どうも“お通じ”の具合が良くなかった。食生活等で、いったい何が変わったのか考えて見ると、思いつくのは“ヨーグルト”ぐらいである。イスタンブールでは、毎日のように、大量のヨーグルトを食べていたからだ。それで、乳酸菌の整腸…

犬の散歩で、毎日のように眺めている「龍神の滝」。落差は３０ｍに満たないそうだが、大雨で水量が増した時などは、結構、迫力も感じられる。それに、手前の木立に隠れて良く見えないものの、水しぶきを上げて落下する“滝”が、もう一つあるらしく、とても気…

今日（７月１日）の昼は、尾之間の辺りまで散歩に行き、途中、「パン・ド・シュクル」というパン屋さんで、菓子パンを買って食べた。クランベーリーとクリームチーズの入ったパン、それからカスタードクリーム入りのデニッシュが非常に美味かった。東京は足…

昨日、朝の９時近くまで相当な雨量があったので、雨が上がると、「千尋の滝」へ様子を見に行った。姉の家から、歩いて２５分ぐらいである。案の定、展望所から眺められる滝は、豊かな水量により、なかなか迫力があった。この「千尋の滝」は、落差が６０ｍに…