メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

2006-01-01から1年間の記事一覧

英語教育は小学校から始めるべきじゃないでしょうか

トルコ語の文法は日本語と良く似ていて、疑問文には“ム”という疑問詞が文末についたりします。 例えば、「日本人か?」だったら「ジャポン・ム?」とすれば良いわけです。しかし、“何・誰・何処”といった代名詞が使われる文であればその限りではなく、名前を…

ラマダン期間中の出来事

トルコでは、ここ数年の間にスカーフを被った女性が著しく増えたように言われており、ウスキュダルの街を歩いたりすると、実際そんな風に思えないこともありません。ところが、統計によれば、女性のスカーフ着用率は年々減る傾向にあって、増えたように感じ…

イスタンブールのタクシー運転手さん

もう一年ほど前になりますが、工事関係で日本から来ていた職人さんたち二人と、夕方、アジア側のボスタンジュからウスキュダルへ出ようとしてタクシーに乗った時のことです。 タクシーは、両脇に高級なブティックやマンションが立ち並ぶバクダッド通りをウス…

カイセリ/アルメニア教会

先週は、アンカラからカッパドキアへ、それから、94年に一度だけ訪れたことのあるカイセリにも寄って来ました。94年には、カイセリ市内で二泊し、近郊のタラスという町やエルジエス山の中腹まで足を伸ばしたけれど、今回は午後の4時過ぎに着いて、翌朝…

アンカラ/タクシーで運転手さんと雑談

アンカラではアタトュルク廟へ登ると、市内はもちろんのこと周辺の荒涼とした大地も見渡せてなかなか感動的です。 今回はその光景も写真に収めようと思い、夕闇がせまる前に登らなければとクズライでタクシーへ乗り込んだところ、「アタトュルク廟ですか? …

羊頭の丸焼き

未だトルコへやって来る前のこと。各国の風物を現地でリポーターが紹介するテレビ番組を見ていたら、訪れたトルコ人家庭の食卓に“こんがり焼けた羊の頭”が丸ごと一つドンと供されていて“ギョッとする”というシーンが出てきました。 モダンで裕福そうなこの家…

地下鉄は何処から入れるの?

イスタンブールはヨーロッパ側で、中心地の“タクシム”と、アジア側へ向かう船が出る“カバタシュ”とを結ぶ“ケーブルカー方式の地下鉄”が開通しました。 途中に駅はなく、タクシム駅とカバタシュ駅を同時に出発する車両は真中ですれ違うことになります。 しか…

ラケルダ

ラケルダという“キツネガツオの塩漬け”。マグロや鯖が使われたりもするそうですが、“ラケルダ”というのは、本来、キツネガツオを意味するギリシャ語のようです(確認したわけじゃありません。ちょっと眉唾)。 アンチョビを買い求めた食料品店の隣にある魚屋で…

アンチョビ

先日のこと、ウスキュダルの市場でアンチョビ(塩漬け鰯)を売っていたので、100gほど買い求め、その晩、我が家を訪ねて来た友人と赤ワインを飲みながら味わってみました。 アンチョビにしてはちょっと大きかったけれど、その分噛み応えもあって、2YTL…

wagamama

イスタンブールに「wagamama」というレストランがオープンしました。本部はロンドンにあり、英国に39店舗、世界中で60店舗も展開しているそうです。 “ワガママ・ラーメン”が、一杯15YTL(約1200円)。他に、ギョーザやヤキソバ、カレーライスなど…

トルコ人と中華料理

ここ数年でイスタンブールには中華料理の店が本当に増えました。お客さんもその殆どはトルコの人たちでしょう。いよいよトルコにも“中華の味”が定着しつつあるようです。91年にイズミルのトルコ語教室で勉強していた時のことですが、同じ教室にいたのは、…

13年前「オザル大統領死去・・・」

93年の4月17日にオザル氏が亡くなってから、既に13年が過ぎたのかと思うと、今更ながら月日の経つのが早いことに驚かされます。 13年前、東京にいた私は、朝日の朝刊で「オザル大統領死去」のニュースを知りました。 多分一面ではなかったかと記憶…

同居人はチェルケズ人

ところで、同居している二人の青年なんですが、いずれもアナトリア南部のカフラマン・マラシュ出身で高校の同級生同士。 カフラマン・マラシュは、あの伸びるアイス「ドンドゥルマ」の本場としても有名でありますが、彼らはマラシュの元来の住人ではなく、コ…

トルコの若者恋愛事情

私は昨晩、シングル15YTL(1200円ぐらい)という格安ホテルで一泊する羽目に陥りました。さすがに、こんな宿で泊まるくらいだったら、私の寝室兼書斎の方がよっぽどましでしょう。 さて、何故そんな事態になったかと言えば、これは一昨日のことなんですが、同…