メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

似非進歩主義~同性愛の認識

いつだったか、自分は勝手気ままに複数の女性と遊んでいながら、「それでは、貴方の奥さんもそうやって遊んで良いのですね?」と問われるや、「殺す!」といきり立った“進歩主義者”の話を書いた。 この男性が、何故“進歩主義者”なのかと言えば、それは宗教を…

スウェーデン移民トルコ人女学生との思い出

スウェーデンの移民暴動事件が報道されていた。スウェーデンを始めとするスカンジナビア三国は、是非訪れてみたい地域なので、とても残念に思っている。私は凄く寒がりなのに、行ってみたい国々は、どういうわけか寒そうな北国ばかりだ。中国も先ずは北京で…

モンゴル相撲に縄跳び・・・

“韓人教会のピクニック”には、例年のように、モンゴルの人たちもたくさん来ていた。そして今年も、モンゴル相撲や縄跳びといった激しい運動を楽しんでいた。 相撲はもちろん、縄跳びを見ていても、その身体能力の高さに驚かされる。回る縄の中へ、前の人に続…

如何に国旗は翻っていようとも・・・

5月19日は、「アタテュルク記念日・青年とスポーツの日」という祝日で、朝、ピクニック行きのバスに乗る為、オスマンベイの韓人教会まで、メジディエキョイからハラスカルガーズィ通りを歩いて来たところ、道の両側は、ビルを覆わんばかりの巨大なトルコ…

韓人教会のピクニック

この3年来、私にとって既に恒例の行事となった“イスタンブール韓人教会のピクニック”に出かけてきた。昨日は、日中、30度近くまで上がっていただろう。もう初夏の陽気で、夏好きの私には嬉しいピクニック日和。例年のように、焼肉やキムチまで御馳走にな…

帰ってきた!

トルコでの滞在期間は、既に18年近い。韓国には、25年前、1年半滞在しただけだ。今や韓国語よりトルコ語のほうが、ずっと楽に話せる。それなのに、先月、10年ぶりに韓国へ行き、着いた翌朝、ソウルの街を出歩いたら、なんとなく『帰ってきた』という…

韓流-クルド語

タクシムの韓国料理屋に寄ったら、店内のテレビで、トルコの国営放送“TRT”の番組を見せていて、どうやら韓流の時代劇のようである。音声は聴こえて来ないが、トルコ語の字幕が出ていないところを見ると、吹き替えでやっているらしい。トルコ人の従業員に…

歴史認識 : トルコ・中国・日本のトラウマ

5月10日の“通信”で、「1915年:トルコは何が出来るか?(2)」という1915年の所謂“アルメニア人虐殺”に関する記事を訳してみようと思ったのは、日本でも“歴史認識”が話題になっていたからだ。筆者のマフチュプヤン氏は、毎年のように、この時期…

ハングルのキー位置

やっとハングルでメールが送れるようになった。ハングル入力の設定は直ぐに出来ても、問題はキーボードだと思っていた。ハングルのシールを購入して、キーボードに貼り付けるとか、いろいろ考えていたけれど、結局、最も簡単な方法で解決した。キーの位置を…

犬の昼寝

近所のバス停前で、犬がのんびり昼寝していた。トルコの街角では、よく見られる光景だ。ここは人通りも少ないが、かなり人が通る所でも、平気で寝ている。気をつけて歩かないと、踏んづけてしまいそうになる。ところで、「韓国人は、犬を食うから、犬を見る…

腹筋台/廃品回収屋さん

もう10年ぐらい使っている腹筋台、ついに留め金の一つが折れてしまった。接着剤でつけても、もたないだろうから、溶接するよりない。それで、近所の廃品回収屋さんに行って訊いてみた。経営者の家族は、私がここに引っ越して来た頃、同じ建物の隣室に住ん…

豚と犬

韓国で食べた美味しい料理。豚足と犬鍋。犬鍋の上には俎板が置いてあって、ここにも茹でた犬肉が盛られているけれど、これは鍋に入れずに、このまま韮と薬味あるいは塩だけで食べる。これが実に美味い。トルコの料理も美味しいけれど、食はやはり東洋が優っ…

「1915年:トルコは何が出来るか?(2)」

アルメニア人のトルコ国民であるエティエン・マフチュプヤン氏が、先月(2013年4月)ザマン紙に掲載したコラム記事を拙訳してみました。マフチュプヤン氏の記事はとても難しく冷や汗ものですが・・・・。 「1915年:トルコは何が出来るか?(2)」 **…

ソウルのカンジャン市場

ソウルでは、カンジャン市場もなかなか楽しかった。食材などを売る店が軒を連ねるアーケード通りの中央に屋台が並び、会社帰りのサラリーマンや若い人たちで賑わっていた。韓国の人たちも、近年、焼酎のアルコール度数が下がったくらいで、ソフトな酒を好む…

親日VS反日

相変わらず日本のメディアは、「反日」にギャーと叫び、「親日」にヒャーと喜ぶ。そして、“親日国トルコ”で盛り上がろうとする。もちろん、トルコにも親日的な人はたくさんいるけれど、政府が特に親日的な政策ばかりを進めているわけじゃない。また、親日的…

ソウルの晩はパラダイス!

先月の韓国行きは、3月になってから決め、慌ただしく準備した。亡くなった在韓華僑の友人の下の弟とは、10年前にソウルで会ったきりだったが、ソウルの家の電話番号が変わっていなかったので、なんとか連絡を取り合うことが出来た。電話すると、「ウエイ…

オリンピック

2020年のオリンピック、なんとしても東京で開催してもらいたいという気持ちはなかったけれど、トルコの人たちに問われれば、「東京」と答えてきた。その方が、話も弾むからだ。彼らが議論をふっかけて来ているのに、「イスタンブール」と答えたのでは、…

ソウル聖ニコラス大聖堂

ソウルでは、マポ区にある東方正教会の聖堂も見学して来た。キリスト教の盛んな韓国だが、圧倒的に信徒が多いのは、プロテスタントの各教派であり、カトリックの信徒も少なくはないけれど、正教会は、洗礼を受けた信徒も約3500人と振るわず、定期的に聖…