メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

韓流-クルド語

タクシムの韓国料理屋に寄ったら、店内のテレビで、トルコの国営放送“TRT”の番組を見せていて、どうやら韓流の時代劇のようである。
音声は聴こえて来ないが、トルコ語の字幕が出ていないところを見ると、吹き替えでやっているらしい。
トルコ人の従業員に、音声を上げてくれるように頼んで、耳を傾けてみたけれど、何を話しているのかさっぱり解らない。『あれれ?』と思って、もう一度、テレビ画面を良く見たら、それは“TRT6”クルド語放送で、右隅に記されている題名も“Prense efsanewi”とクルド語になっていた。(トルコ語では“Efsane prens”)
従業員は2人とも“クルド人”で、私が驚いているのを見て、「これはクルド語なんですよ」と笑っていた。
この韓流時代劇は、日本でも、“朱蒙”という題名で放映されていたようだ。
しかし、トルコ語ばかりか、クルド語の吹き替えまであるなんて、「韓流恐るべし」と思った。
いつだったか、“YouTube”で、「北イラククルド自治区に、日本企業の進出が遅れている」という日本のニュース番組を観たけれど、多分、韓国の企業はがんがん進出しているのだろう。
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