メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

中国

上海の人たちは浮気者?

第一世界大戦以降、多民族帝国は次々と崩壊して行ったが、中国だけはモンゴルの独立を許したぐらいで、ほぼその領域を維持しているのではないかと思う。 これには、やはり共産党による強い統制力が必要だったのかもしれない。 例えば、国民党により西側の枠…

コロナの陰謀論/中国は有りもしないコロナ危機を口実に上海を封鎖した?

コロナの発生自体に陰謀があったというのは良くある「陰謀論」に過ぎないと思うが、それを機会にして、米国を中心とする勢力が危機感を必要以上に煽っていたのは確かじゃないだろうか? その勢力は、今年に入ってからも諦めずにフランス等で規制を強化させよ…

酒浸りの週末/シベリアのウォッカで乾杯!

先週末は職場の特別休暇で土日と2連休になった。それで、まずは土曜日に、高校同期の友人と大阪の谷町にあるロシア料理の店「ボーチカ」で一杯やることにした。 ボーチカ(Бочка)とはロシア語の「樽」で(ウクライナ語も同じくБочка)、この店にはウォッカ…

中国のコロナ「大騒ぎ」!

欧米の各国が「コロナは既に風邪」として規制を解除する方向へ進む中、ピーク時の死亡率も遥かに少なかった東洋の日本と中国で大掛かりな対策が取られ続けているのは、いったい何故だろう? 日本の場合、「『対策が取られていないと不安』という世論の声を無…

ピークを過ぎれば後は夕暮れが訪れるだけなのか?

英国は、コロナが既にピークを過ぎたとして、規制をほぼ撤廃すると発表したそうだ。英国に限らず他の欧米諸国でも、続いて規制を解除して行くのではないかと言われている。 トルコでも、コジャ保健相が「コロナは既に風邪」と発言したという。 もしも、この…

中華で忘年会

昨日は高校同期の友人と大阪で今年最後の飲み会だった。 出かけたのは上本町のハイハイタウンにある「豊満園」。ここにはもう何度も来ているけれど、「飲み放題の食べ放題」で3千円ぐらいと安くて、料理もなかなか美味い。 「飲み放題の食べ放題」のメニュ…

ハルピンの韓国料理?

元町に「ハルピンの家庭の味を楽しめる中華料理屋」があるというので出かけてみた。焼き小籠包やシュウマイが美味しくて、豆腐を麺状にした変わった料理もあるそうだ。 結果を申し上げると、確かに、小籠包や豆腐の麺料理が美味しかった。それから、メニュー…

「ハツ」と「腸詰」

昨日、神戸駅近くの「丁記商行」という中華食材店で「ハツ」と「腸詰」を買って来た。 「ハツ」の語源は「ハート」らしい。つまり心臓のことで、昨日のハツは豚の心臓を中華風に煮込んだものだ。 丁記商行には、この2ヶ月ぐらいの間に何度か寄っている。中…

米国はチェス、中国は囲碁?

ウガンダのエンテベ空港が中国資本によって接収される可能性が話題になっている。 このニュースを聞いて、2ケ月ほど前にYouTubeで視聴したトルコの時事討論番組を思い出した。 この番組でメテ・ヤラルという元軍人(少佐)のジャーナリストが、あるドラマで…

孫文記念館/毛沢東とアタテュルク

昨日の夜勤明け散歩は、「福原と文明堂」の後にも続きがある。カステラを買うと、新開地で山電に乗って舞子に向かったのだ。 11月2日の夜勤明け散歩で、駒ヶ林から舞子まで歩き、明石海峡大橋の袂に洒落た洋館があるのを見た。家に帰ってから調べて、その…

島之内の上海!

昨日、夜勤明けに大阪は布施のスーパー銭湯で一休みしてから、夕方、あの島之内の「ガチ中華」で友人と一杯やった。 昨日の「ガチ中華」は上海、島之内ではこうして中国を旅した気分になれる。 この「上海老味道」という店も運営している2人の女性は日本語が…

月餅

今日は夜勤明けに元町まで歩き、中華街で月餅を買って来た。 しかし、中秋節にちなんだ卵入りの月餅は無かった。中秋節は昨日であり、昨日の内に全て売り切れていたそうである。 残念だが、中華街では卵入りの月餅が通年売られているから、また寄った時に買…

何故、欧米は少数民族など他国の問題に干渉したがるのか?

第一次世界大戦以降、欧米は「民族自決」を提唱して、他国の少数民族の問題に干渉するようになったという。 オスマン帝国は第一次世界大戦後に崩壊し、トルコ共和国という民族国家に生まれ変わったが、欧米はクルド人をトルコ国内の少数民族であると認定して…

日本と韓国の不幸な関係

江戸時代、日本は朝鮮とそれほど密接とは言えないまでも正常な外交関係を維持していたようだ。朝鮮通信使の往来も良く知られている。 17世紀に朝鮮へ漂着して13年間抑留されたオランダ人ヘンドリック・ハメルの記した「朝鮮幽囚記」を読むと、当時の日朝…

「紫禁城の黄昏」:中国の文民統制

先日、岩波文庫の「紫禁城の黄昏」を読了した。 「紫禁城の黄昏」を読んでみようと思ったのは、「清朝の滅亡からラストエンペラー愛新覚羅溥儀が満州国の皇帝に即位するまでの史実に興味を感じた」ためではなかった。 溥儀の家庭教師であった著者ジョンスト…

ネパールのチキンカレーラーメン/麺の起源は中国か?

立ち飲みの後は、またあのネパール風なインド料理屋に寄って、しめのチキンカレーラーメンを食べた。 ネパールには、チベット・中国の影響で麺料理もあり、チベット系のネパール人はそれを箸で食べているらしい。 近年はインドでもカップヌードルが売られて…

島之内のガチ中華!

昨日は、高校同期の友人と大坂島之内の中華料理屋で飲んだ。 かつての島之内は、1980年代以降に韓国から渡ってきた人たちが多く暮らす所謂コリアタウンだったけれど、最近は中国の人たちも多く、韓国料理屋よりも中華料理屋の方が目立っているような気が…

カップ麺の調理時間/タッパーラーメン?

先週、あの「中華風角打ちの店」で中国製のカップ麺を三つ購入してきた。 昨日、その内の一つを食べてみたけれど、これもなかなか美味かった。どうやら美味さの決め手は「麻辣」にあるようだ。 最近は日本のカップ麺にも「麻辣風味」があるけれど、刺激の強…

中華風の角打ち?

昨日、数年の間、毎日のように着ていたジーパンが尻の辺りで裂けてしまった。 ブックオフで500円ぐらいで買ってきたジーパンだから、それほどショックもなかったけれど、とりあえず替えのジーパンを用意しなければならない。 それで、難波にあるブックオ…

「ゲズィ公園騒動」~ブラジル~「天安門事件」

トルコでは、この「ゲズィ公園騒動」を米国によって焚きつけられた騒乱と見做す“陰謀論”が盛んに論じられていたけれど、今、その後の展開を振り返って見ると、確かに、まったく根も葉もない“陰謀論”としては片づけられないような気もしてくる。 そもそも、事…

「細雪」~トルコ料理~「汾酒」

一昨日は、住吉川から蘆屋の辺り一帯を歩き、蘆屋川(阪急)から300mほどの所にある、トルコ人の旧友が営む料理店に寄った。「細雪」の家族の家は、そのもう少し先に位置していたことになっている。 旧友の料理店で昼を食べてから、また阪神の蘆屋まで歩…

辛くて美味い!

一昨日、モスクを後にしてから、ぶらぶらと阪神難波線の福駅まで歩いた。この辺りには、パキスタンばかりでなく様々な国から来た人たちが暮らしているのだろう。ベトナムや中国の物産を扱う店や飲食店が所々にあった。 福駅の前では、独特な香辛料の良い匂い…

世界の歴史は大きな変化を迎えるのだろうか?

90年代の初め頃だったと思う。ロッテの創業者である辛格浩(重光武雄)氏がインタビューに答えた記事を雑誌か何かで読んだ。 当時の韓国には、様々な面でもの凄い勢いが感じられたため、「あと10年~20年もすれば日韓の立場は逆転してしまうのではない…

ウイグルの問題はどのように解決されるのか?

以下のYouTubeから視聴できるトルコの報道番組で、ジャーナリストのエミン・パザルジュ氏が述べたところによれば、3月25日、トルコを訪れた中国の王毅外相に対して、チャヴシュオール外相は、新疆省のウイグル人の問題に言及し、中国の政策を批判したもの…

少数民族の言語による教育

中国では「中国語による教育」が少数民族にも適用されるようになり、反発の声が高まっているという。つまり、最近までは「少数民族の言語による教育」が行われていたらしい。私は却ってこれに驚いている。 1998年頃に大阪で知り合ったウイグル人の留学生…

世界は多極化するのだろうか?

米国の中東専門家で元CIA局員だったグラハム・フラー氏が自身のサイトに掲載した「トルコは制御不能か?」という論説の最後には以下のように記されていた。 「・・・米国は国際政治の中で支配的な力を徐々に失っていくため、新しい地域的なパワーを認めな…

中国とトルコのホスピタリティ

2010年の11月、イスタンブールの市バスの車内で、人の良さそうなおじさんから、「中国人ですか?」と声をかけられた。おじさんは、北京や上海を訪れて来たばかりだそうである。 50歳ぐらいに見えたが、観光旅行で中国へ行けるほどの余裕がありそうに…

日本もトルコも大国の狭間で難しい?

トルコは冷戦の期間を通して西側の一員に数えられていた。NATOにも加盟している。親米国と言っても良かっただろう。 しかし、あまり忠実な親米国ではなかったようだ。1960年のクーデターで処刑されてしまったメンデレス首相は、ソビエトへの接近を試…

中国によるウイグル弾圧

中国政府による「ウイグル人弾圧」の報道が過熱している。しかし、私は2017年の4月まで20年に亘ってトルコで暮らしながら、欧米のトルコに対する凄まじい歪曲報道に呆れ果てていたため、中国に対する報道もその全てを鵜呑みにすることは出来なくなっ…

「中国のホスピタリティ」

《2007年1月5日付け記事を修正して再録》 1990年、東京の大学書林でトルコ語の学習を始めた頃、私は築地の魚河岸でトラックによる配送のアルバイトをしていた。早朝、2tトラックで魚河岸に乗りつけ、場内の卸商から荷車によって運ばれてくる鮮魚…