メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

中国のコロナ「大騒ぎ」!

欧米の各国が「コロナは既に風邪」として規制を解除する方向へ進む中、ピーク時の死亡率も遥かに少なかった東洋の日本と中国で大掛かりな対策が取られ続けているのは、いったい何故だろう?

日本の場合、「『対策が取られていないと不安』という世論の声を無視して解除に踏み切ったら選挙に勝てない」という要因も考えられるけれど、選挙の心配がない中国で、上海を完全に封鎖してしまうなど驚くべき対策が取られている要因は何なのか全く見当もつかない。しかも、死亡者は未だ1人も出ていないという。

これは、以下のようにトルコの時事討論番組でも取り上げられたが、出演した識者らも「不可解」と首を捻るばかりだ。

本当に不可解である。そのため、私は、つい余計なことを邪推したくなってしまう。例えば、中国政府はコロナを理由に都市を封鎖して、反体制的な不穏分子等を洗い出そうとしている・・・。 

「ひと昔前の中国なら、理由など明らかにしなくても問答無用で封鎖して一斉に取り締まったかもしれないが、今や民主的な意識も高まり、そう簡単には行かなくなったので、コロナ騒ぎに便乗、取り締まりを強化しているのではないか?」などと妄想を廻らしてみたくなる。

しかし、日本でも「政府はコロナ危機を利用して脆弱な中小企業を整理するつもりだろう」という説が囁かれていた。それが思ったほど巧く進まなかったため、なんとか騒ぎを引き延ばそうと企んでいる?。

まあ、いずれも良くある陰謀論に過ぎないけれど・・・。

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