メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

多宗教の共存

“幸福の科学”については、トルコ語の出版を請負った出版社も、単なる“メディテーション”と思っていたようである。その宗教性が明らかになった場合、イスラム的な人たちは反発するかもしれないと、ひと頃までは、そういった宗教的な衝突が恐れられていたけれ…

クルド語の講演

イスタンブールのブック・フェアでは、もう一つ別の講演会にも出かけて見た。ブック・フェアのパンフレットに、「言語・歴史とアイデンティティー/Dil Tarih ve Kimlik(トルコ語)」という講演の予定が記されていて、講演者が“ジャン・ドスト(Jan Dost)”…

幸福の科学

イスタンブールの“ブック・フェア”。今年は、最終日の25日に出かけたところ、多くの来場者で立錐の余地もないような大盛況だった。人ごみの中を歩いていると、東洋人が二人、パンフレットを掲げて英語で来場者に声を掛けていたので、どちらから来られたの…

タクシムの大工事・・・・

タクシムの大工事。今日、出掛けてみたら、状況は大分改善されていた。 広場から、工事現場を挟んだ向こう側の商店街に、仮設の橋が渡され、往来が少し楽になっていた。 仮設橋のたもとで、テレビ局のレポーターが時計を見ながらカメラに向かって、「・・・…

大変な大工事・・・

辺り構わず掘り返しての大工事も、我がイエニドアンのような僻地なら、それほど問題にならないけれど、今、イスタンブールのど真ん中、タクシム広場付近が掘り返されて、大騒ぎになっている。 広場に至る周囲の道路を地下に移して、広場を拡張する計画のよう…

工事

近頃、我が家の周辺では、やたらと工事が多い。古い歩道も取り壊されて、視覚障害者用のレーンが付いた新しい歩道になった。 これもEU基準とやらを満たす為なんだろうか? そういえば、市バスも車椅子で乗車できる新型が増えてきた。周りの人たちが、乗降…

アタテュルク

今日は、トルコ共和国の国父アタテュルクの命日だった。 昨日話題にした世俗主義者の人たちは、「この国は無知な人が多いから嫌だ」と話していたが、敬愛するアタテュルクを追悼する集まりには参加していただろうか? もちろん、彼らは自分たちの理想が達成…

この国が好きですか?

“AKP政権によるイスラム化”を危惧する左派の人と話していたら、「貴方はこの国が好きなんですか?」と訊かれた。「好きじゃなきゃ17年も暮らしていないでしょう」と答えると、彼は隣の人に向かって、「この人は外国人で、ずっと良い所に住んで、トルコ…

インフルエンザの予防接種

知人に勧められて、インフルエンザの予防接種を受けようかと思っていたけれど、「果たしてどのくらい有効か」と異議を唱える友人もいる。接種を受けようと思えば、最寄りの薬局で簡単に受けられるらしい。そこで、今日、近所の薬局へ寄って訊いてみた。「1…

銅像じゃなくて生きている野良犬が嬉しい!

イスタンブールには、バスの停留所などで佇んでいる野良犬が多い。いつも同じ停留所に同じ野良が佇んでいるのか、そこまでは確認していないが、本当に多い。バスに乗って帰って来るはずの元飼い主を待っているのかもしれない。まさかねえ・・・。停留所には…

トルコ語の小説「Aldatmak(不倫)」

小説「不倫」に出てくるOLたち、トルコでは昇進して役職につく女性も多いから、日本で言うOLとはイメージが違うかもしれない。それから、食事風景などの描写は実にリアルだと思ったけれど、情事の場面がどれほどリアルだったのか、私には経験がないから…

昼下がりの情事

昨日の昼、レヴェントのオフィス街にあるレストランでサンドイッチを食べていたところ、ギャルソンが来て「すみません。7人のお客様が来たので、窓側の席に移ってもらえませんか」などと言う。『まあ、こっちは軽食メニューだから文句も言えないか』と舌打…