2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
20年以上暮らしたトルコは、私にとって第二の故郷と言える。そのため、何かにつけてトルコの肩を持ちたくなってしまうかもしれない。 しかし、公平に見ても、国際社会の中でトルコほど不当に扱われている国は珍しいのではないかと思う。 100年前の西欧…
昨日、1998年の7月まで2年7カ月に亘って暮らした大阪の茨木へ出かけてみた。加古川で新快速に乗り換えれば、1時間半ぐらいしか掛からない。 20年の歳月を経て、街の様子は大きく変わっていたが、住んでいたアパートはそのまま残っていて嬉しかった…
ISのバグダディ首領が殺害された事件、トルコでの続報が気になったけれど、28日の朝から翌29日の朝まで勤務時間になっていたため、昨日、ようやくニュース専門局の報道をYouTubeから少し視聴することができた。 このところ、24時間勤務して1~3日…
先週、世間は「即位の礼」の話題で持ち切りだったようだけれど、もともと余り興味のある分野でもないし、トルコの情勢が気になって、こちらのニュースには殆ど目も通していなかった。 だから、その批判の趣旨を良く理解しているわけじゃないが、「即位の礼」…
先日、ネットで色々検索していたら、MIT(トルコ国家情報局)の前長官であるエムレ・タネル氏が、アルジャジーラ紙トルコ語版のインタビューに応じた2016年11月9日の記事が出て来た。 トルコ人女性ジャーナリストの問いに答えたタネル氏は、自身も…
10月20日、「CNNトルコ(ニュース専門局)」に、トルコ大統領府の首席アドバイザーであるギュルヌル・アイベット氏(女性)が出演して見解を述べていた。 アイベット氏は、トルコ軍による「平和の泉作戦」が始まって以来、英国や米国の様々な放送局の…
もしも、韓国語を学んだ欧米の人が、今の韓国のメディアから日本について知ろうとしたら、なかなか恐ろしげな日本のイメージが出来上がりそうだ。 欧米のメディア経由のトルコ情報は、これと似たようなものじゃないかと思う。 また、偏見によって初めから善…
旧ホームページに書いた数年前の駄文をこのブログで再掲載する作業を進めながら、トルコ関連の記事を読み返してみると、書いた当時は気づかなかったことに「おや?」と思ったり、「そういえばあれはどうなってしまったんだろう?」と考えさせられたりする。 …
この高砂市に来てから、また糖質制限を始めた。といっても少し緩めの制限だが、以来、1ヶ月の間に4キロぐらい落ちて、久しぶりに60キロを下回っている。 糖質制限は、外食の場合、トルコの方がやり易かったと思う。パンやライスさえ食べなければ、料理に…
今年の4月に閉鎖となったホームページ(メルハバ通信)の「トルコ便り」に掲載されていた駄文をこのブログに再掲載する作業もなかなか進まないので、とりあえず、2013年6月の分を先に終わらせてみた。 あの「ゲズィ公園騒動」が勃発した6月である。 こ…
トルコのメディアを見ていると、「公共料金の値上げは戦費調達のためだから仕方ない」といった記述が出て来たり、「戦争に反対するのはPKK国家に賛成ということだ」なんて見出しが躍っていたりする。もはや戦時体制に近い状況であるかもしれない。 ソビエ…
韓国では、文在寅大統領の退陣を要求する保守派のデモが日増しに盛り上がっているらしい。大統領の支持率もかなり落ちて来たという。 私はこのニュースにホッと胸をなでおろしている。文在寅大統領は信念の人であるかもしれないが、その信念は現実からかけ離…
深層国家(deep state)という表現は、米国でも使われているそうだけれど、これはトルコ語の「derin devlet(深層国家)」に由来しているらしい。 この「derin devlet(深層国家)」が、トルコでいつ頃から使われるようになったのか良く解らないが、2000…
以前、ホームページの「トルコ便り」に掲載した駄文の数々をこのブログに再掲載する作業を進めているけれど、ようやく2016年7月の分まで終えることができた。この先は、多少ましな駄文だけにして、あとは切り捨てて行くつもりである。 2016年7月1…
福岡でネパール人就学生らと交流しながら、結局、ネパール語は1~10まで数えることさえ難しかった。10以降は到底無理である。 ネパール語の数詞は、1~100まで一つ一つ覚えて行かなければならないのである。数詞の作り方に一定の規則性はあるそうだ…
福岡を去って一ヶ月が過ぎた。福岡にはほぼ2年間いたことになるが、毎日同じ日常が繰り返されたため、あっという間に過ぎてしまった感じもする。 街歩きを楽しむ余裕すらなく、結局、大宰府や志賀島どころか福岡タワーへ登ることさえなかった。思い出に残り…