昨日、1998年の7月まで2年7カ月に亘って暮らした大阪の茨木へ出かけてみた。加古川で新快速に乗り換えれば、1時間半ぐらいしか掛からない。
20年の歳月を経て、街の様子は大きく変わっていたが、住んでいたアパートはそのまま残っていて嬉しかった。
茨木駅で自転車を借りて行ったので、アパートの周辺も走り回ってみた。所々、懐かしい風景が現れ、20年前の記憶がはっきり蘇って来るようだった。
JR茨木駅から阪急茨木市駅に向かう途中、98年頃に良く訪れた韓国居留民団の支部事務所を探してみたけれど、これは見つからなかった。
その代わり、支部事務所があった辺りを何度か行き来して、「동대문(トンデムン=東大門)」というハングルの看板を掲げた小さな韓国料理を見つけることができた。
帰りにここで食事して、ソウルは東大門の出身というアジュモニと韓国語も交えて雑談した。久しぶりに韓国語が使えてとても楽しかった。私の韓国語もまだまだ使い物になりそうだ。
支部事務所は、2~3年前、それほど遠くない所へ移転したという。私はこの支部事務所で在日韓国人のホンさんと知り合った。
2016年の1月、ホンさんとの思い出を以下のように記している。一生の間にいくらも出会う機会のないような方だったと思う。