メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

美食の喜びも3000円の壁?

この「私が乗っていた高級車とは?」という駄文にも記したように、私は自動車を所有していたことがないし、今後も買いたいとは思わない。 仮に「一億円宝くじ」が当たったとしても車は買わない。というより、同様に高額なもので買いたいものなど何一つ思い浮…

「姫路の美味しい中華」と「高い家賃を払っても商売になる料理店」

銭湯へ行ったりして姫路まで出ると、以前はいつも「餃子の王将」で食べていた。餃子は本当に安くて美味しい。しかし、酢豚や青椒肉絲のような料理は、いまいちパッとしない。そのため、毎回、食べるのは餃子とニラレバに決まっていた。 これではさすがに飽き…

トルコ共和国は地域の平和の要

上記の駄文でお伝えしたように、かつては反イスラム的と思われていた共産主義者のドウ・ペリンチェク氏も今はイスラムを否定していない。それと共に、オスマン帝国の歴史も肯定的に語るようになったのではないかと思う。 ペリンチェク氏に限らず、多くの左派…

第三次世界大戦の可能性?

ウクライナ戦線で苦境に立たされたロシアが部分的動員令を宣言したという。もっとも、ウクライナの方は、もとより男子の海外渡航まで禁じる総動員の態勢で臨んでいた。 トルコの軍事評論家らによれば、ウクライナが攻勢に転じたのは、米国が射程距離の長いミ…

私は食べ過ぎで運動不足?

一昨日の日曜日、姫路の銭湯で入浴前に体重を計ったら「59・80㎏」、入浴後には「57・35㎏」まで落ちていた。 警備員をやっていた頃も緩い糖質制限は続けていたけれど、なかなか体重は減らなかった。やはり、配送の運転手に転職して、毎日の運動量が…

共産主義者ドウ・ペリンチェク氏のイスラム?

トルコの上海協力機構への加盟を巡る議論、断固反米の姿勢で知られる祖国党のドウ・ペリンチェク氏は、加盟と共にNATOからの脱退を強く主張している。 祖国党は2015年までの「労働者党」であり、ペリンチェク氏は共産主義による革命を標榜していた。…

上海協力機構首脳会議の会場で腕を組んで歩いたエルドアン大統領とプーチン大統領

ウズベキスタンのサマルカンドで開催された上海協力機構の首脳会議に、NATOの加盟国であるトルコが「対話パートナー」として参加したのは、もっと大きく報じられても良いニュースだったのではないかと思う。 もちろん、トルコでは各ニュース専門局の討論…

丸福珈琲のホットケーキ

昨日、難波へ出たので、久しぶりに丸福珈琲のホットケーキを食べて来た。 最近は、フワフワとか極厚とか色んなホットケーキが流行っているようだけれど、これは昔ながらのシンプルなホットケーキで、何だかホッとする味わいである。 かつて、神田須田町にあ…

エアコンの災い?

9月に入ってからも暑い日が続いているけれど、朝夕は大分過ごしやすくなったように感じられる。 今日は空の様子も何となく秋めいて、日中の暑さもそれほどではなかった。 私は寒さよりも暑さに強く、「夏男」を自称してきたが、さすがに7月~8月の暑さは…

日本でもトライリンガルが珍しくなくなる日?

この「工事現場の議論」という駄文に記した現場作業員のトルコ人青年は、トルコ語・アラビア語・クルド語のトライリンガルだった。 果たしてどのくらいのレベルでアラビア語やクルド語を話すことができたのか私には解らないが、彼の出生地であるマルディン県…

黄昏の日本?:少子化と移民の受け入れ

コロナの3年間で、日本の出生率はさらに低下してしまったという。マスクで顔が見えないのも若者たちの恋愛感情を妨げ、未婚が増える要因の一つになっているらしい。 確かに、マスクで顔が見えない相手には恋心も湧かないだろう。 日本で少子化の問題が騒が…

ジャパニーズ・ドリーム

《2018年7月29日付け記事の再録》 2016年の7月16日、トルコで軍事クーデターが市民らの抵抗によって阻止された事件を欧米各国や日本の報道は、まるでクーデターの成功を望んでいたかの如く冷ややかに伝えていたようである。ところが、あの日、…

第一次世界大戦の捕虜が収容されていた姫路の景福寺

8月16日、姫路の方まで出かけて見た。15日に「多民族帝国の崩壊と国民国家の成立は何をもたらしたのか?」という駄文でお伝えした「さまよえるハプスブルク」に、第一次世界大戦中、ハプスブルク帝国の軍人兵士らが捕虜として「姫路の景福寺」に収容さ…

再び鹿児島へ

8月16日は、長期休暇の最終日だったので、姫路まで出かけてみた。 帰宅後、姫路での見聞等をブログでお伝えしようと駄文を記していたら、残り数行というところで、屋久島の姉から電話が掛かって来た。7時過ぎだった。 鹿児島の施設から緊急の連絡があり…

上海の人たちは浮気者?

第一世界大戦以降、多民族帝国は次々と崩壊して行ったが、中国だけはモンゴルの独立を許したぐらいで、ほぼその領域を維持しているのではないかと思う。 これには、やはり共産党による強い統制力が必要だったのかもしれない。 例えば、国民党により西側の枠…

多民族帝国の崩壊と国民国家の成立は何をもたらしたのか?

6月末に姫路のジュンク堂で購入したのは中公新書の「スターリン」だけじゃなかった。 そのもう一冊「さまよえるハプスブルク」もこの長期休暇を利用して読もうと思っていたが、結局、後半の部分はざっと読み流しただけで一応読了ということにした。 カバー…

トルコとシリアの関係修復の可能性?

先週、記者との質疑応答の中でチャヴシュオール外相が、昨年、国際会議に出席した際、シリアの外相と立ち話をしたと明らかにしながら、「シリアの反政府勢力と体制を和解させなければ、恒久的な平和は実現できない」と述べたため、『エルドアンとアサドの会…

スターリンとエルドアン

11日から勤務先は盆休みに入っている。福岡の配送センターも三宮の警備員の職場も年中無休で盆や正月に長期休暇などなかったから何だか奇妙な感じがする。 当初はこの休暇を利用して、東京に行って来る予定だったが、母の容態もあり、いつでも鹿児島へ行け…

様々な陰謀論:コロナ~安倍元首相暗殺事件~ギュレン教団

先日、母が入所している鹿児島の施設を訪れた際、PCR検査を受けたと記したけれど、あれは「抗原検査」と言われるものだったらしい。PCR検査であれば直ぐに結果を得られるはずがないそうである。 この抗原検査の精度はかなり怪しいという。だから、私が…

トルコで宗派間の対立は解消されるのか?

トルコでは、イスラムの異端とされるアレヴィー派の人々が断食を行うムハレム月に入ってから、アレヴィー派の礼拝所であるジェムエヴィが立て続けに襲撃されるという事件があった。 犯人らは直ぐに逮捕されたそうだが、背景等は未だ明らかになっていないらし…

アーシューラー「シーア派の熱狂とキリスト教」

《2020年8月28日付け記事を修正省略して再録》 昨日(2022年8月8日)は、イスラム暦によるムハレム月の10日目「アーシューラー」の日だった。 西暦680年のこの日に、イマーム・フサインが「カルバラーの戦い」で殺害されたため、シーア派…

急遽、鹿児島へ。

昨日の午後、姫路の銭湯で湯から上がって涼んでいたところ、母が入所している鹿児島の施設から連絡があった。脳梗塞と思われる状態で意識がなくなり、一時的に呼吸も停止したという。 そのまま姫路の駅から新幹線に乗っても良かったが、さすがにサンダル履き…

李朝時代の冷麺は贅沢な冬の食べ物?/貧富格差をそれほど気にしていない韓国の人たち

今日もうだるように暑かったので、配送の仕事を終えて帰宅途中、思わずコンビニに寄って「盛岡風冷麺」を買ってきてしまった。 6月に長田まで出かけて「平壌冷麺」を堪能して以来、コンビニの冷麺は、これでもう5回目ぐらいじゃないかと思う。 長田の「平…

コロナの陰謀論/中国は有りもしないコロナ危機を口実に上海を封鎖した?

コロナの発生自体に陰謀があったというのは良くある「陰謀論」に過ぎないと思うが、それを機会にして、米国を中心とする勢力が危機感を必要以上に煽っていたのは確かじゃないだろうか? その勢力は、今年に入ってからも諦めずにフランス等で規制を強化させよ…

ウクライナの穀物を安全に輸出するための協定

先週(7月22日)、イスタンブールで「ウクライナの穀物を安全に輸出するための協定」が調印された。昨日(7月27日)は、この協定の履行を監督するコーディネーションセンターがオープンしたという。 センターはイスタンブールにある国防大学のキャンパ…

トルコ軍のキプロス侵攻(1974年)

《2020年3月8日付け記事を省略修正して再録》 昨日(7月20日)は、1974年にトルコ軍がキプロスへの侵攻を開始した日だったそうである。 「トルコのナショナリズムが最も高揚する日の一つ」と言っても良いのではないかと思う。 以下のYouTubeの…

統一教会の問題/ギュレン教団尊師の死亡説

安倍元首相の暗殺事件は「気が変になった男の犯行」という見方が有力で、今のところ「政治的なテロ」を疑わせる要素は見当たらないそうである。 気が変になった男の筋違いな逆恨みで暗殺されてしまった安倍氏は実に無念だっただろう。 しかし、犯人の逆恨み…

「トルコの最も長い夜(クーデター事件)」

《2016年7月17日付け記事の再々録》 *(2016年7月16日:12時15分)昨晩、クーデターを企てた軍の一派は、アンカラで国会や参謀本部等、政府の主要機関に攻撃を加えたという。その過程で、フルスィ・アカル参謀総長が人質に取られたと言わ…

「人は何のために新聞を買うのか?」

《2013年2月4日付け記事を修正して再録》 *(7月14日は「しんぶん配達の日」だそうです) 最近は、トルコの新聞も殆どインターネットで読むようになってしまったが、昨日(2013年2月3日)、出先で新聞読んで時間を潰そうと思い、街角にある…

「犠牲祭の意義」

《2012年10月27日付け記事の再々録》 2011年の秋、トルコで有数の肉加工品会社を訪れたことがある。 トルコ風の牛肉ソーセージ(?)スジュクや牛肉ハムのパストゥルマが有名な老舗で、オスマン帝国の末期に、中部アナトリアのカイセリの特産品…