メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

加古川の桜の名所

今日は加古川の教信寺へ桜を見に行った。

教信寺は由緒ある天台宗の古刹で桜の名所としても知られているという。

昨年の5月、休日に自転車でこの辺りを見て回った時に、何の予備知識も無いまま境内に入り、新緑の桜の樹が立ち並んでいるのを見て、『これは桜の季節に来なければならない』と思ったのである。

天気予報では終日曇天と伝えられていたけれど、東加古川駅から歩いて教信寺へ着いた頃には日が差し始めて大分気温も上がった。境内を歩き回ると、ジャケットを脱いで半袖になっても汗ばむくらいだった。

境内はさほど広くないものの、桜の樹で埋め尽くされているかのようで、なかなか見応えがあった。

各々の樹の配置も見事であると思う。樹の手入れも行き届いているのだろう。非常に整然とした美しさが感じられた。

教信寺を後にしてから、近くにあるオークラ輸送機本社の正門にある桜の樹も見に行った。この桜は「オークラ桜」と名付けられていて、加古川市内では有数の大樹だそうである。

桜の季節に限って、正門脇の通用口が開放されており、「ご自由にご観賞ください」と書き添えられていた。

私はこの会社が何を製造しているのかも知らなかったので申し訳ないように感じてしまったが、有難く中へ入って写真を撮らせてもらった。

それから、オークラ桜に続いて所々の桜を眺めながら、今度は加古川駅の方まで歩いた。天気も良くて素晴らしい休日の散策だったと思う。