メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

日本も“ソフト・パワー”を・・

91年、イズミルでエーゲ大学のトルコ語教室に通い始めた後だから、確かに9月以降のことである。アゼルバイジャンから来た3人ぐらいのアゼリー人学生たちと同じ教室になった。 思えば、ソビエトが崩壊して、アゼルバイジャンは8月30日に独立宣言を出し…

トルコの“ソフト・パワー”

20日、ISISに囚われていたトルコの外交官らが無事帰国したのは、日本でも大きく報道されたようだ。帰国して、アンカラの空港で家族と再会する場面は、とても感動的だった。しかし、彼らがテロ組織からどうやって解放されたのかは、まだ何も明らかにな…

ポロネーズ・キョイは“夢の村”

まあ何にしても、念願のポロネーズ・キョイ散策が叶って良かった。 そういう村があることは、おそらく、15年ぐらい前から聞いていたが、なにしろ市バスも通っていないのでは行きようがない。初めて訪れたのは、6~7年前になってからだった。しかし、その…

カルチマのピエロギ

わざわざポロネーズ・キョイまで歩いて来て、そのまま帰るのも何だと思ったので、“カルチマ・クリハ”というポーランド語らしい看板を掲げているレストランに入って、ポーランドの料理があるかどうか訊いたら、「ピエロギというポーランドのマントゥ(トルコ…

ポロネーズ・キョイ(村)

トルコ語版ウイキペディアの記述によれば、ポロネーズ・キョイは、19世紀中葉の当時、亡命ポーランド人らの指導者であったアダム・イエジィ・チャルトリスキの尽力で、1842年に開かれ、“アダムの村”という意味のポーランド語で“Adampol”と名付けられた…

菩薩の化身?

月曜日、11時頃に歩き始めた時点では、尾根伝いに、かなり直線的に“ポロネーズ・キョイ(村)”まで行けるのではないかと考えて、行程を約3時間半と踏んでいた。帰ってから、グーグルアースで確認してみたところ、「ポロネーズ・キョイ自然公園」の標識が…

アレム・ダー(山)の野良犬たち

月曜日は、我が家の近くのタシュデレンから、アレム・ダー(山)の山麓を歩き、ポロネーズ・キョイ(村)まで行ってみようと思って出発した。果たして、その道がポロネーズ・キョイ(村)へ至るのかどうか、グーグルアースでそこまでは確認して来なかったが…

パスターネ

“Dilek”“Merve”“Dilayla”、これは皆“パスターネ”と呼ばれる類いの店で、“ケーキ屋・喫茶”といったところだろう。“Dilek”には、“願い”という意味もあるけれど、この三つは、いずれも女性の名前である点が共通している。もちろん、地名や植物の名前等に由来す…

精神に病のある人たちとの共存

日本では、ベビーカーを電車やバスの車内に持ち込むことの是非が議論されているらしいが、トルコではベビーカーのお母さんを助けてあげるのが当たり前で、議論にすらならないような気がする。すし詰め満員の場合はしょうがないけれど、混んでいても少し余地…

トルコの人たちと携帯電話

バスの車内のカップルには驚かされたが、その前の日だったか、バスの横を走っていたオートバイの運転手のパフォーマンスもなかなか見事だった。あの日も、バスの最後尾の窓際に座って、ぼんやり窓の外を眺めていた。バスは高速道路を走行中で、窓の向こうに…

バスの車内の際どいパフォーマンス

先日、市バスの車内が空いているのを良いことに、若いカップルがちょっと際どいパフォーマンスを繰り広げていた。夜勤へ行く時だから、午後5時過ぎぐらいじゃないかと思う。 イエニサハラで乗って来たカップルは、私が窓際に座っている最後尾の3人掛け席ま…