2010-01-01から1年間の記事一覧
この前、イズミルへ出掛けた折に、アイドゥン市とデニズリ市にも足を延ばして来ました。アイドゥン市は、2年前に一度訪れたことがあるけれど、デニズリ市はこれが初めてです。 アイドゥン市では、メインストリートの歩道が広くてとても綺麗だと2年前にも感…
これまでにも度々話題にしてきた旧居の大家さん家族、3年前に大黒柱のマリアさんが亡くなって、今は娘のスザンナさんと彼女の息子ディミトリー君の二人だけです。 スザンナさんは今年で40歳になるけれど、相変わらず脳天気で、精神年齢は10歳ぐらいじゃ…
上記の記事で、筆者のサーデット・オゼン氏が紹介している黒木亮氏の著作「トップレフト」のトルコ語訳が「ビズィム・キタップラル」という出版社からようやく刊行されました。 2004年の秋、当時、ジャン・ヤユンエビという大手出版社の編集者だったサー…
99年、イズミル在住の韓国人チェさんと日本へ行った時のことです。当時、在トルコ5年で42歳だったチェさんは、中古の日本製現像機を韓国から取り寄せてトルコの業者へ販売した経験もあり、東京近辺で中古現像機の市場を見たいと希望していました。 まず…
イスタンブールは、なにしろ歴史的遺産が所々無造作に転がっているような街だから、何の変哲もない横丁を歩いていて、ふと気がついたら、目の前にそういった歴史的遺産が姿を現し、なんだか幻惑されたように感じたりします。先週も、ジハンギルの旧居を訪れ…
韓国からベトナムとイランを経てトルコへ渡って来たキム・ドゥギョンさん。 キム・ドゥギョンさんがどうしていらっしゃるのか気になったので、韓国の方に御消息を尋ねてみようと、今日、市内のタクシムにある韓国料理店“Gaya Restaurant”へ行ってきました。 …
先日のベトナムとイランを経由してトルコへ渡ってきた韓国の人たちの話ですが、昨日、イスタンブール在住の日本人女性と雑談していたら、この方もキム・ドゥギョンさんとお知り合いだったことが解りました。私よりもっと近い付き合いをされていたようです。…
ハンさんは95年頃に韓国へお戻りになったと聞いています。まだお元気でいらっしゃるでしょうか? ハンさんの人生は、なかなか波乱万丈だったようです。なんでも75年のサイゴン陥落までは南ベトナムで仕事をしていて、その後はイランへ行き、ホメイニの革…
91年の4月に初めてトルコへ来て、翌92年の5月までイズミルに住んでいた頃は、3ヵ月の滞留期間が切れる度に、キオス島というエーゲ海に浮かぶギリシャ領内の島へ往来していました。 それこそ数え切れないくらい島へ往来した印象があるものの、良く考え…
ロシア人のナターリアさんがソビエトに郷愁を懐くのは、それほど不思議じゃないかもしれませんが、そういえば、2004年にあのロシア教会で出会ったウクライナ人の中年女性も、やはり同じような郷愁を懐いていたようでした。私は彼女が「是非、聴いて下さ…
日曜日、上記のロシア教会へ久しぶりに出かけてみました。4~5年ぶりだったような気がします。11時頃、ミサの最中に訪れたところ、復活祭期だからなのか、あまり広くない礼拝堂に収まりきらない人たちが、廊下に並んで祈りを捧げなければならないほどの…