メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

島之内のガチ中華!

昨日は、高校同期の友人と大坂島之内の中華料理屋で飲んだ。

かつての島之内は、1980年代以降に韓国から渡ってきた人たちが多く暮らす所謂コリアタウンだったけれど、最近は中国の人たちも多く、韓国料理屋よりも中華料理屋の方が目立っているような気がする。

その中華料理屋も、上海料理や東北料理、広東料理といった看板を掲げて地域色を打ち出していたりする。

昨日、友人と飲んだのは「小四川」という四川料理の店だった。昨今、こういう店は町中華をもじって「ガチ中華」なんて呼ばれているらしい。

23~4年前、まだ「コリアタウン」だった頃、私が韓流ドラマのビデオを借りに来ていた「大韓ビデオ」は、この「小四川」の少し先に位置している。

記憶に誤りがなければ、「小四川」がある一角に、その頃は在韓華僑の経営する「韓国式中華料理屋」の店があったはずである。

「小四川」の店内はゆったりしたソファーが配置されていて、食堂と言うよりスナックを思わせる造りになっている。酒も各種揃っていたが、日本の焼酎以外は、紹興酒も白酒も全て瓶売りだった。

料理の注文はLINEから出来るように、各テーブルにLINEのバーコードが用意されている。何故かと言えば、サービス係の女性が殆ど日本語を話せないからだ。まさにガチ中華である。しかし、高校同期の友人は中国語がペラペラなので何の問題も生じなかった。

サービス係の若い女性は、四川省ではなく河北省の出身であるという。一度、私の方を見て「キャハハハ」と嬉しそうに笑ったので何事かと思ったら、友人が「こいつは辛いの大丈夫だよ」と言ったらしい。他にも何か言ったのではないかと思うけれど、私は中国語が全く解らないから胡麻化されてもしょうがない。

いずれにせよ、料理はどれも美味しくて話も弾み、なかなか楽しい飲み会だった。酒はビールから始めて紹興酒へと進んだが、最後にもう一つ、私は「江小白」という白酒の小瓶を購入した。その場で半分飲んで持ち帰ったので、今夕、その残りを飲むことにする。

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