昨日（８月２３日）、久しぶりに、カドゥキョイのアルトゥヨル（六差路）近くのカフェでビールを飲んだ。２０１３年の夏以来じゃないかと思う。
辺りは僅か３年の間に随分様変わりしていた。いつものカフェには、見覚えのある店員もいたが、元の経営者の女性は郷里（黒海地方のギレスンだったらしい）に帰って、そこで同様のカフェをオープンしたそうだ。
カフェのある一画は、周囲の店も皆装いを改め、やたらと派手になったような気がする。かつては、賑やかな所から少し外れていたので、静かな落ち着いた雰囲気が良かったけれど、あれでは商売にならなかったのかもしれない。
ここへトルコ人の友人と寄ったのは初めてだった。３年前の夏までは、いつも日本人の飲み仲間と来ていたのである。
２０１２年に日本へ引き上げた友人は、エフェス・ビールを嫌って“ツボルグ”しか飲まなかった。それで、ツボルグの生ビールを探し歩いてこのカフェを見つけたという。
エフェスは、日本のビールに似て多少甘口らしいが、私にビールの味が解るわけじゃない。そもそもカフェは代替わりして、生ビールもエフェスだけになっている。
暑い日差しの中、歩き回って来た所為か、良く冷えたエフェスの生はとても美味かった。
