メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

筥崎宮放生会大祭(はこざきぐう・ほうじょうや・たいさい)/ドネルケバブの屋台

今日も、休日の“街歩き”は、電車等を使わず、歩いて「筥崎宮」まで出かけて来た。片道30~40分ぐらいだったと思う。
筥崎宮では、「博多三大祭り」の一つとされる「放生会大祭」が、12日から開かれていて、今日はその最終日だった。
連休と最終日が重なった所為か、境内はもの凄い人波で、なかなか前へ進めなかったけれど、如何にも祭りらしい賑やかな雰囲気が味わえて良かった。
参道の両脇には、様々な屋台がずらりと並んでいて、その数は500軒にも及ぶそうだ。トルコのドネルケバブやアイスクリームの屋台もあった。ドネルケバブは4~5軒出ていたのではないかと思う。
屋台にトルコの国旗が翻っているのを見ながら、『おおっ!』と思って近づくと、日本の人がアイスを盛ったり、ドネルを回したりしていたけれど、4人ほどトルコ系の人たちとも出会うことができた。
“トルコ系”と書いたのは、1人アゼルバイジャン出身の人もいたからだ。奥さんは日本人で、東京から出張してきたそうだが、アゼリー語を話すので、ちょっと会話を成り立たせるのが難しかった。
後の3人は、皆トルコの人で、2人がガジアンテプの出身、もう1人はイズミルだった。
彼らも東京近辺からの出張者で、ガジアンテプの2人は、もともと就労目的で日本に来て、数年前から川口辺りのトルコ料理屋などで働いていたようである。まあ、ちょっとガラッパチで、品のない日本語で道行く人たちに声をかけていた。
アメ横辺りのドネル屋もそうだけれど、いったい誰がああいう下品な言葉遣いを教えたりするのだろう?
一方、イズミル出身の青年は、6ヶ月前に日本へ来たと言う。どうやら、ぶらっと遊びに来たら、日本人の彼女と知り合ったので、東京に居ついてしまったらしい。教養もありそうな雰囲気で、この青年との会話は楽しかった。それから、4月以来、5カ月ぶりにトルコ語を話すことが出来たのも嬉しかった。

f:id:makoton1960:20190531094316j:plain

f:id:makoton1960:20190531094446j:plain

f:id:makoton1960:20190531094538j:plain