メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

人類とウイルスの闘い?

この記事を見ると、これまでのインフルエンザとコロナにどういう違いがあるのかと思わされてしまう。死亡者の数では、米国やイタリアでさえ、コロナが特に緊急な事態とは考えられなくなる。

しかし、以下の記事によれば、インフルエンザを要因とする死亡者の割り出しはそれほど容易なことでもないらしい。陽性者のみを死亡者に数えているコロナと異なり、数値にはかなり誤差があるようにも見受けられる。それでも、世界で50万人の死亡者というのはかなり大きな数字と言えるだろう。

いずれにせよ、これまでのインフルエンザより、コロナの危機が比べ物にならないくらい大きく取り上げられている理由が私には良く解らない。イタリアや米国でも亡くなった方は体の弱っていたお年寄りが殆どで、健康な若者が重篤化した例は余りないようである。

おそらく、人類がコロナに対する免疫力を獲得しても、また新種のウイルスが現れて襲い掛かって来るに違いない。その度に自粛やら封鎖を繰り返すのだろうか? 私には、まず健康な体で強い免疫力を維持するのが大切であるようにも思えるのだが・・・。

以下の記事では、人類が鳥のようにインフルエンザウイルスと共存できるまで数万年に亘って闘いが続くと述べられている。途方もない話だ。

*インフルエンザの始まりはすべて鳥だった—さまざまなインフルエンザの脅威に備える。