メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

性の問題

トルコと日本の猥褻規制

92年頃だったか、イスタンブールで、普通の時間帯にテレビ放映された「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」というジョン・ローン主演の米映画を観ていたら、ヘア・ヌードの場面が出て来たので驚きました。 トルコへ来る前、日本でもこの映画を観ていますが、あの…

日本の女性は必ず貞操を守る?

2000年には、都合4回に亘って北キプロス共和国へ足を運びました。今回の話は、その4回目のことじゃなかったかと思います。 例によって、タクシーを相乗りで利用しようと、空港で同乗者を物色していたところ、如何にも田舎丸出しで人が良さそうにニコニ…

イスタンブールでボーイ・ハント?

先月、トルコの新聞に掲載された「ノルウェイの森」の書評から、「・・・保守的で伝統を重んじる国と言えば、真っ先に思い浮かぶ日本で、しかも1968~9年に、人々は信じられないくらい気楽に性を営んでいる」という件を御紹介したけれど、こういう話は…

自由恋愛のすすめ

先日、前にも何度か顔を合わせ、いろいろ話を聞いてみたかったトルコ人男性に偶然会ったので、良い機会だと思って長々話し込んでしまいました。 男性は教養のある40代の妻子持ち。宗教は信じないと言い、イスラム的な傾向やスカーフの女性を痛烈に批判して…

名誉を綺麗にする?

先月の“通信”で紹介した「ヤプラック・ドキュム(落葉)」という小説の主人公アリ・ルザ・ベイ、この人物は余り信心深くない世俗主義的な教養人として描かれているものの、事が女性の貞操に至ると、私如きには何とも理解し難い拘りを見せていました。 長男が…

トルコの若者恋愛事情

私は昨晩、シングル15YTL(1200円ぐらい)という格安ホテルで一泊する羽目に陥りました。さすがに、こんな宿で泊まるくらいだったら、私の寝室兼書斎の方がよっぽどましでしょう。 さて、何故そんな事態になったかと言えば、これは一昨日のことなんですが、同…

問題の猥褻個所は?

アフメット・アルタン氏の「スダキ・イズ(水に残る痕跡)」という小説を読んでいます。 出版社が記した前書によると、この小説は、85年7月に出版され、その翌年、「猥褻図書」であるという理由で回収処分を受けた後、出版社はこれを不服として、2年に及…

「ポルノに出演したって良いじゃないか」と言えるのだろうか?(ミリエト紙/オメル・オズギュネル氏のコラム)

2004年3月12日付けのミリエト紙よりオメル・オズギュネル氏のコラム。金熊賞受賞映画『Gegen Die Wand』で大胆なセックスシーンを演じた主演女優シベル・ケキッリが話題になっていますが、このコラムで、オズギュネル氏は、娘のポルノ出演を悲しむ父…

兄弟に撃たれた女性は見殺しにされたも同然だ(ラディカル紙)

2004年3月1日付けのラディカル紙。不倫の子を生んだ女性を実の兄弟が拳銃で撃ち殺した事件の詳細が明らかにされています。 ****(以下拙訳) ギュルドュンヤは死の影に怯えながら数ヶ月を過ごしている。その間、2度に亘って死の危険が迫った。 警…

トルコ人の家庭に下宿(1)「祖父母の秘密」

94年、イスタンブールで、ごく普通にイスラムを信仰しているトルコ人の家庭に下宿していた時のことである。その家庭は、当時20歳の青年、高校生の妹、4歳の末っ子、そして彼らのお母さんという構成で、近くにお祖父さん夫婦も住んでいた。4歳の子は異…

ムスリムに憎しみはない?

韓国人の友人の事務所では、思わぬ一面を見せてしまったリビア人のハシムだが、普段は朗らかで礼儀正しい青年である。「イスラムは愛の宗教、寛容の精神が大切なんです。敬虔なムスリムならば人を憎んだりはしません」と良く話していた。ところが、あの一件…

禁断の恋

昔、イスタンブールで出会った日本人のおじさん、「イスタンブールには頭をスカーフで覆った女性が少ないんだね。僕はあれにそそられるんだよなぁ」と残念がっていた。彼がこの村に来たら大喜びだったに違いない。 工場で、いつもきちっと髪をスカーフで覆っ…