メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

急に年老いてしまった・・・

2週間以上前に打ちつけた右胸部の痛みが未だ取れない。ひょっとすると、肋骨に小さなヒビぐらい入っていたかもしれない。1週間ほど前、鼻に何か入ってクシャミをした時、凄まじい痛みに飛びあがり、なんとなくそれを実感した。(私は花粉症に縁がないので殆どクシャミをすることもないけれど・・・)

しかし、痛みは少しずつ和らいできているから心配するほどのことでもないだろう。ネットで調べてみても、小さなヒビ程度なら3週間~1ヵ月で自然治癒すると記されていた。

朝、トラックの荷台で転倒した3月25日の当日には、なにしろハンドルを回すだけでも激しく痛んだ。翌日曜日は姫路の銭湯で体を洗ったりするのも大変だった。あれを思えば今の痛みなど「痛み」の内に入らない。

上記の駄文にも記したように、25日の土曜日と翌日曜日の夜は、痛み止めの座薬を使って何とか眠ることができた。月曜日は、念のため、仕事に出る前、座薬を仕込んでおいた。お陰で、それほど激しく痛まずに済んだ。土曜日に仕事が務まったのは、多分、かなり緊張感があったからだろう。

月曜日以降は、全く痛み止めを使っていない。「痛み」とは体の異常を知らせるシグナルだと思っているので、我慢できるなら、なるべく痛み止めは使わないようにしている。

就寝の際も、左側を下にして寝るのに慣れた所為か、寝返りを打たなくなり、夜中に痛みで目を覚ますことも少なくなった。私はそれまで殆ど右側を下にして寝ていたのである。しかし、今でも右側を下にしたら痛くて眠るどころではない。

仕事では、重い荷物を手に提げて階段を上ったりするのは、土曜日の当日も酷く苦にはならなかった。荷台へ重量物を持ち上げるのも何とかなった。堪えたのは、重いものを肩から上へ持ち上げる時だ。それこそ、激しい痛みに唸り声を上げてしまったりした。

それから、情けないことに走ることが出来なくなっていた。走ったり跳んだりした時の振動がもの凄く堪えた。背筋を伸ばしても痛むので、多少前屈みになって、足を引きずるようにヨタヨタ走ろうとしたけれど、なんだか自分が急に年老いてしまったように感じて呆然とした。歩くのもお爺さんの歩き方になっていて、『老け役に使えるだろうか?』なんて考えたりした。

今でも全力で走るのはとても無理である。全治したら、足腰も鍛え直さなければならないような気がする。

しかし、私はこれまで長患いや大怪我をしたことがなかったから、僅か2週間程度続いている痛みにも音を上げているけれど、世の中には数年にわたる闘病生活で苦しんでいる人たちも多いだろう。もう少し辛抱を学ぶべきかもしれない。

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