メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

神戸サウナは、「トルコ風のハマム(蒸し風呂)」も本格派!

多分、3ケ月ぶりぐらいで神戸のサウナに行ってきた。それもカプセルホテルの泊りがけで充分堪能してきた。

私はサウナへ冬の寒い時と季節の変わり目に健康を維持するため行くことにしているので、今はもう時期外れなんだけれど、コロナ騒ぎで休業していたから、今日が今季のサウナ納めみたいな感じになってしまった。まったく、サウナのような健康に良い施設を自粛させるなんて、いったいどうなっていたのだろう? 特に、神戸サウナの高温サウナは100℃以上と滅法熱いから、コロナも瞬く間に死滅してしまうのではないかと思うのだが・・・。

神戸サウナは、サウナが熱いばかりじゃなくて、冷水風呂がこれまた滅法冷たい11℃でとても気持ち良い。そのため、全国のサウナファンの間でもなかなか有名になっているらしい。さらに、地下1000メートルの辺りから、わざわざ天然温泉を汲み上げているというのだから、経営者は相当に凝り性のようである。

サウナも本格的なものを目指して、本場のフィンランドから技術提供を受けているという。入口には、フィンランドのサウナの守り神「トゥントゥ」の像が飾られている(残念ながら、今は像に巨大なマスクが装着されているけれど・・・)。脱衣場では、フィンランド大使館から提供された思われる「サウナ文化紹介ビデオ」が、大画面で常時放映されていて、日本とフィンランドの友好にも大いに貢献しているのではないかと思う。

凝っているのは、サウナと天然温泉に限られていない。併設されている「トルコ風のハマム(蒸し風呂)」もなかなか本格的である。少し狭いが、トルコのハマムと殆ど変わらぬ構造で、中央のギョベックタシュはもちろん、全面に大理石が使われている。金属製の風呂桶もわざわざトルコから取り寄せたような気がする。無いのは腰巻用の布「ペシタマル」だけかもしれない。

しかし、残念なのは、いつも空いている上、利用者はギョベックタシュの上でなく、周囲のお湯汲み台の間に座り込んだりして、どうも案内が行き届いていないところだ。フィンランドに負けぬよう、トルコ大使館も「ハマム文化紹介ビデオ」などを提供してみてはどうだろうか?

f:id:makoton1960:20200626161104j:plain

f:id:makoton1960:20200626161149j:plain

f:id:makoton1960:20200626161245j:plain