メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

健康には3過ぎ回避と温泉浴?

今日で5月も終わり、明日から6月、暦の上でもいよいよ夏になる。私は夏場に風邪を引いたり体調を崩したりした覚えが殆どない。どんなに暑くても、寒い冬よりましである。いつも冬になると何度か風邪を引く、インフルエンザで寝込んでしまうことも少なくなかった。

ところが、今冬は風邪一つ引かなかった。喉が痛いとか、体の不調を感じることも全くなかった。なぜか解らないが、今年ほど良く寝て休養が取れていたのは数10年来なかったような気もする。楽な仕事を世話してくれた友人に感謝するより他にないと思う。

イスタンブールにいた頃は、1ヶ月の内に平均すれば7日も働いていない年が多かったけれど、仕事がなくても「取材」と称してイスタンブールの街をうろつき、このブログ(当時はホームページ)に駄文を書きつけるため、夜遅くまでパソコンに向かい、寝不足の状態が続いたりしていた。冬は暖房の設備も悪くて寒く、寝つきを良くするために毎晩のように酒も飲んでいた。そのためか、やはり冬になると風邪を引くことが多かった。

今冬は、コロナ以前から風邪など引かぬよう、睡眠を充分に取るため、時間が来れば何があろうとさっさと寝ることにしていた。人前に立つ仕事で、鼻水垂らしたり咳き込んだりするのも不都合に感じられたからである。

それから、もう一つ風邪の予防対策として、必ず熱い湯にゆっくり浸かることにしている。これは昨冬以来の習慣だが、今冬は徹底して15分以上、風呂場に時計を持ち込んで計りながら実践した。そのお陰で酒など飲まなくても良く寝られるため、酒も殆ど飲まなくなった。いずれも免疫力の向上に効果があったと思う。

コロナ騒ぎでは、テレビ局のアナウンサーが何人も感染して話題になっていたけれど、あの業界の人たちは皆、働き過ぎで寝不足が常態になっているのではないか? 3密などより、「食べ過ぎ・飲み過ぎ・働き過ぎ」の3過ぎが日本の社会では問題であるような気もする。コロナ対策として「時短」はかなり有効だったかもしれない。

一昨日の夜勤明けは、神戸の街を2時間ぐらい歩いてから「びっくりドンキー」で朝と昼を兼ねてハンバーグを食べ、いつも電車の窓から見て気になっていた「天然温泉」の朝日温泉に入って来た。

ぬるめの源泉と適度に加温してある湯、それから46℃の熱泉と3種の湯があり、それぞれ楽しんで、結局、1時間半ぐらいいた。とても気持ち良かった。しかし、46℃の熱泉でも、うちの熱い湯ほどではなかった。うちの湯はいったい何度あるのだろう? 時々調整を間違えると、湯の中で足を動かすとビリッとするぐらい熱いこともあり、そういう時は、臍の上辺りまで浸かってじっとしていても、5分もすれば汗が噴き出して来る。そのまま15分ぐらい我慢して、湯が少し冷めてから肩まで浸かり、さらに5分ぐらい我慢したりする。おそらく、ヒートショック・プロテインとやらも得られているような気がする。健康には温泉浴が一番じゃないだろうか。

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