メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

いつもの日曜日・・・

(12月11日)

昨晩(12月10日)、ネットから視聴できるニュース専門局で、憲法改正に纏わる討論番組を観ていたところ、そこへ爆破テロに関する第一報がもたらされた。

暫くして、炎が燃え上がるベシクタシュ付近の現状も映し出されていたが、その時点では、規模や詳細まで報じられていなかった。

今日(12月11日)の昼12時頃までに得られた情報によれば、犠牲者(死亡)は、38人に達しているらしい。その多くが若い警察官と伝えられている。

それから、12時半ぐらいになって、いつものように近くの日曜市場へ買い物に出かけた。

顔なじみのチーズ屋さんで、今日は“草入りチーズ”を少し多めに買い求めながら、昨晩の爆破テロについて、決まり文句のお悔やみを申し上げたところ、驚いたことに、彼は未だ事件があったことさえ知らなかったようだ。

さすがに、周りの人たちからも、「なんだ、お前、ニュースを聞いていなかったのか?」と驚かれていたけれど、それまで事件を話題にする人が、その周囲にはいなかったのだろう。

市場の人たちの朝は早い。多分、昨晩は、事件が発生する前に寝て、今朝も早くから忙しく動き回っていたため、ニュースに接する暇などなかったのかもしれない。彼にとっては、いつも通りの日曜日だったはずである。

そして、彼ばかりでなく、私も含めてイスタンブールの多くの人たちが、今日もまたそれほど変わることのない日常を繰り返しているのではないかと思う。