今回、韓国を訪れた最大の目的は、２００２年にアメリカで亡くなった在韓華僑の友人の墓参りだった。
この華僑の友人と、８０年頃に日本で知り合って以来、まるで兄弟のように過ごして来た高校同期の友人が「今年は是非行こう」と言い、私もいつかは行かなければならないと思っていたので、早めに決断した。
この友人たちとは、忘れえぬ思い出がたくさんあるが、重みがありすぎてなかなか書けない。
墓参りは、友人の２人の弟に案内してもらった。
下の弟は、兄を頼って日本に来ていたこともあり、ソウルを訪れる度に会っていたが、上の弟とは、今回が初めてだった。高校同期の友人は、８２年頃に彼と韓国で会っているが、その後、彼は８４年に台湾に渡り、２００５年まで２１年間、台湾で暮らしていたため、私は会う機会がなかったのである。
２人とも、涙が出るほど誠実な人柄で、今回、彼らと日本からやって来た友人夫婦に会えたことを八百万の神に感謝したい。
今後も彼らと連絡を取り合うためにも、また韓国語を勉強し直さなければと決意した。中国語が解るようになれば、もっと良いのだけれど・・・。
