昨日は深夜になってから、加古川市~高砂市の辺りでも相当な雨量があったらしい。
今朝の加古川は滔々と流れ、兵庫県の最大河川と言われても納得が行くように思われた。
いつもは川底に敷き詰められたブロックが水面の上に現れたりして、今にも干上がりそうな感じでショボショボ流れている。
高砂市も含まれる瀬戸内海地方は、中国山地と四国山地により南北を遮られているため、日本で最も雨が少ない地域であるという。小豆島でオリーブの生産が盛んなのも、この少雨のお陰なのだろう。
加古川も氾濫してしまう危険性はまずないそうである。
関東地方は雨量が多く、多摩川が氾濫して大きな被害に見舞われたこともあった。
私が40年前に飯田橋近くの文京水道でアパートを借りていた頃は、2年の間に2回も神田川が溢れて床下浸水を経験した。
おそらく、床下の木造の基盤は大分痛んでいたのだろう。穴を開けてネズミが部屋の中へ侵入して来たこともある。
雨が少ないのは、配送の運転手にとっても有難い。
大概の場合、5分~10分で終わる荷下ろしの作業では、雨が降っているからと合羽を着こむわけにも行かず、そのまま濡れながら作業するのである。雨足が激しくなれば、ずぶ濡れになってしまうが、夏の暑い時なら直ぐに乾く。
今時分の冷たい雨には閉口するけれど、幸いこの季節は特に雨が少ないから、ずぶ濡れになったことはない。今日も日中は殆ど降らなかったので助かった。
*普段の加古川
*6月3日、大雨の後の加古川。こんなに激しい加古川も珍しい。今朝もこれほどじゃなかった。