メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

姫路グルメの一日

昨日の夜勤明けは、寝過ごしたわけじゃないけれど、新快速で加古川を通り越して姫路まで行き、駅構内の食堂で崎陽軒シウマイ弁当を食べた。

この弁当は「関西シウマイ弁当」と銘打っていて、崎陽軒と姫路の駅弁会社が共同で開発したそうだ。

横浜の崎陽軒が、関西に展開するのであれば、まずは神戸からであるような気もするけれど、姫路の駅弁会社「まねき食品」が積極的に働きかけて実現に漕ぎつけたらしい。

この数10年来、駅弁を食べる機会など殆どなく、久しぶりに食べて、今更ながら気づいたのが『駅弁は冷めている』ということだった。

いつからか、弁当はレンジで温め直して食べるのが当たり前になってしまった。今や、冷めていても良い弁当は、車中で食べる駅弁ぐらいじゃないだろうか?

崎陽軒が93年前にシウマイ弁当を売り出した際は、「冷めても美味しいシウマイ」を作り上げるのに最も苦心したそうである。

その苦心の甲斐あってか、昨日は、シウマイも御飯も『冷めているからこそ美味しいのではないか?』と思った。なんでも温かい方が良いわけじゃないだろう。

しかし、シウマイ弁当を食べて食堂を出たら、目の前に姫路を本拠地とする「御座候」が現れたので、思わず一つ食べてしまったけれど、こればかりは温かい方が美味しいと思う。

さて、昨日の姫路グルメはこれで終わらなかった。夕方、また姫路に出直して、「姫路おでん」を食べて来たのである。

「姫路のおでんは、練り辛子ではなく生姜醤油で食べる」と聞いて、一度ぐらいは食べてみなければと思っていた。まあ、『一度食べれば充分だろう』と思っていたのである。

ところが、この予想は見事に外れた。生姜醤油で食べるおでんは存外に美味い。一度で充分どころか、何度でも食べてみたくなる美味しさだった。姫路グルメの奥は深い!

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