昨日、小野市の「ひまわりの丘公園」に出かけてみた。
職場のカレンダーは、1月~12月まで全て関西地方の名所の写真が背景になっているけれど、8月は一面のひまわり畑である。
トルコでは、8月頃、トラキア地方に行くと果てしなく広がるひまわり畑に目を奪われたりする。トルコで最も多く使われている植物性油もサンフラワー・オイルだ。
カレンダーには「ひまわりの丘公園」と記されているので、検索して調べてみたら、高砂市からほど遠くない小野市に所在していることが解った。それで、早速出かけてみることにしたのである。
距離的には職場のある神戸市より遥かに近いが、交通の便が悪くて結構時間が掛かった。そのうえ、道を間違えて暑い日差しの中を大分歩かされ、自分がひまわりになったような気分だった。
しかし、そのお陰で、途中、浄土寺というなかなか雰囲気のある仏閣も見ることができた。回り道にはなかなか良いことがある。
というより、昨日の小旅行のメインはこの浄土寺だったかもしれない。肝腎のひまわり畑の方は、ちょっと規模が小さくてずっこけてしまった。トルコの広大なひまわり畑を想像したのが拙かったようだ。
しかも、ここのひまわりは開花期が早く、8月に入ったら直ぐに刈り取ってしまうらしい。公園の売店の方に、刈り取った後どうするのか訊いたら、廃棄されると言うので、またずっこけてしまった。もっとも、あの量では搾油したところで高が知れているだろう。