メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

年越しは「蕎麦」でなければならないのか?

一昨年の大晦日は、ワークマンで作業ズボンを買うために、わざわざ姫路まで出かけたけれど、ワークマンは家から自転車で15分ぐらいの所にもある。配送の仕事を始めてからこれに気がついた。以来、夏用の作業着等々、必要なものは全てここで買い求めている。

近所のホームセンターでも同様の品々を扱っているが、やはりワークマンのものは丈夫で長持ち、自転車で行く価値がある。

今日は冬用の作業ズボンを新調するために出かけた。丈夫でも、さすがに2年間酷使していると綻びが目立ってくる。

行く途中に、うどん屋さんがあるので、そこで「年越し蕎麦」ならぬ「年越しうどん」も食べるつもりでいた。

東京と違って、この辺りには蕎麦屋さんが見当たらない。あるのは、うどん屋さんばかりである。

蕎麦屋さんを探すと、加古川か姫路まで行かなければならなくなってしまう。

それで『うどんの地方に住んでいるのだから、蕎麦に拘る必要はない』と考えたのだ。

しかし、そのうどん屋さんは閉まっていた。諦めきれず、職場の近くにあるうどん屋さんまで行ってみたけれど、そこも閉まっていた。

ウイキペディアで調べて見ると、讃岐うどん香川県でも、「年越しうどん」を食べる家は22%に過ぎず、「年越し蕎麦」の43%に大きく水をあけられている。

香川県でさえ「年越しうどん」が流行らないのだから、この辺りのうどん屋さんが大晦日に店を閉めているのは仕方がないかもしれない。

結局、「年越しうどん」は諦めて、カップ麺の「年越し蕎麦」で済ませた。そういえば、一昨年の「年越し蕎麦」もカップ麺だった。

それでは、皆さま良いお年を!