メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

霧の季節?

今日の昼、海峡横断地下鉄マルマライ線で、ヨーロッパ側のシルケジに出たら、晴れているのに霧が立ち込め、イエニ・モスクの後方におぼろげに見えるスレイマニエ・モスクは、なかなか幻想的だった。
そういえば、昨年の「3月1日」にも、「霧のイスタンブール」なんて駄文を書いている。今頃は、霧の発生し易い季節なのかもしれない。↓

昨日は、濃霧のため、海峡横断連絡船が航行できなくなり、乗客の殺到した地下鉄マルマライ線も、運行が大幅に遅れて、大変な騒ぎになっていたらしい。
しかし、今日は、シルケジ駅まで、マルマライ線は普通に空いていたから、『昨日のようなことはないだろう』と思って、帰りはカドゥキョイに出るつもりで、連絡船乗り場へ行くと、シャッターが下りたままになっている入口の電光掲示板に、「霧のため欠航」と記されていた。
どうやら、その1時間ぐらい前から運航が中止されたようである。
仕方なく、マルマライ線のシルケジ駅へ戻ったところ、駅は最も空いて良い昼の時間帯にも拘わらず、船に乗れなかった人たちでごった返していた。夕方まで欠航が続いていたら、また大変なことになっていただろう。
カドゥキョイへは、アイルルックチェシメスィ駅から歩いた。海岸に出ると、少し先に見えるはずのハイダルパシャ駅舎の姿もない。ヨーロッパ側よりも、霧はこちらの方が深かった。

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