先週、金曜日の晩に、「アイルルックチェシュメ駅でバスから降りて、陽気な男と一緒に走った」なんて話を書いて、翌朝、また同じバスに乗ったら、少し向こうの席で、あの男が愉快そうに手を振っていた。どうやら、彼もイエニドアンの住人らしい。
この日、バスは１０分以上早くアイルルックチェシュメ駅に着いて、私たちは走ることもなく、余裕でもう１本前の電車に間に合った。
今度は隣り合った席に座って、電車がシルケジ駅に着くまで、とりとめもない雑談を楽しんだ。もう一度、こうして出会えば、この男とは随分親しくなりそうな気がする。
