メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

幸せなクリスマスの夢

《2020年12月25日付け記事の再録》

今朝(2020年12月25日)、夜勤から帰って朝食を取り、1時間半ほど横になったら幸せな夢を見た。

私は暗い夜道で自転車を走らせている。ライトが故障して前が良く見えずに困っていると、後ろから自転車に乗った女性が近寄ってきて前を照らしてくれた。

夢の中の私は、その女性が誰であるのか解っていて、「ありがとう」と言いながら振り返る。そこで目が覚めた。不思議なことに、その後でいくら考えても誰だったのか思い出せない。カーテンの隙間から入り込む日差しが眩しかった。

それでも幸せな気分だけは残っていて、少し横になったまま束の間の幸福感に浸ってから起き上がった。そういえば、今日はクリスマスである。

「日本のクリスマス」は今日で終わり、明日にはクリスマスツリーの多くも片付けられてしまうらしい。

イスタンブールでは、年明けの6日まで「クリスマス」が続く。間借りしていたルム(ギリシャ人)のマリアさん宅でクリスマスプレゼントを交換し合ったりするのは12月31日だった。

そのためか、クリスマスから年末年始にかけては、イスタンブールにいた頃がとても懐かしく感じられる。

東方正教会アルメニア正教会では、クリスマスミサの期日が異なっていたので、双方のミサへ出かけたりした。

いずれも荘厳な雰囲気の中で美しい讃美歌が歌われていたが、特にアルメニア正教会の賛美歌はたとえようもなく美しかった。クリスマスをまたイスタンブールで過ごすことが出来たら素晴らしい。

2012年12月25日
イスタンブール:コンスタンティノポリ総主教庁聖ゲオルギオス大聖堂)

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