メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

これから何が起こるのだろう?

私の話し相手になってくれる就学生の面々、最も年長であるインド人のサイードさんでも29歳であり、私とは大分歳が離れているけれど、私もまだ若いつもりでいるから、歳の差など関係なく和気藹々とやっている。
しかし、時々、歳の差からくる認識の違いに愕然となることもある。例えば、彼らにとって「米ソ冷戦」などというのは“歴史”の中で扱われる事象に過ぎなかったりするのだ。
ソビエトが崩壊した1991年、私はイズミルトルコ語の学校に通っていた。31歳だった。考えてみれば、あれから既に27年が経過している。果たして27年後の世界はいったいどうなっているだろう?
27年後はともかく、これから数年の間にも驚くべき変化が待ち受けているような気もする。そもそもこの数年をふり返って見ても、信じがたい出来事が続いていた。
2015年の11月、ロシアの戦闘機がトルコ軍機よって撃墜され、いまにもトルコとロシアが軍事衝突するのではないかと騒がれたものの、1年も経たない内に、トルコとロシアは関係を修復し、16年12月の在トルコ・ロシア大使の暗殺事件によっても、その関係は揺るがされなかった。
トルコでは、撃墜も暗殺もギュレン教団の仕業という説が有力で、ギュレン教団の背後にいるCIAがトルコとロシアの関係悪化を画策したのではないかと分析されたりしている。トルコに対して友好的な姿勢を崩そうとしないロシアも、同様に分析しているかもしれない。
こういった説を、日本のメディアは殆ど伝えていないようだが、撃墜・暗殺事件を経たトルコとロシアの友好関係については何と説明したら良いのだろう?
今騒がれているサウジアラビア人記者の事件も信じがたい話ではあるけれど、日本でも真相がある程度明らかになって報道されているだけでもましであるような気がする。
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