メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

福岡の鶏から揚げとアサヒビールと韓国から来た旅行者

昨日の昼に食べたガストの鶏から揚げがなかなか美味しかった。もも肉を使っていて、充分に油分があり、とてもジューシーだった。

やっぱり肉は、豚でも鶏でも油分が多くないと美味しくない。私はトンカツも必ずロースで、ヒレカツはもう何十年も食べていない。

鶏から揚げを食べたのは何だか久しぶりだったが、福岡に居た頃は、かなり頻繁に食べていた。

福岡市内には、「中津から揚げ」とか「大分から揚げ」とか銘打った鶏から揚げの店が方々にあって、よく食べた竹下駅前の店は特に美味しかったような気がする。この店の看板にも「大分中津」と記されていたけれど、以下のウイキペディアの記述を見ると、大分が日本のから揚げの発祥の地という説もあるらしい。

竹下駅前の店では、若い韓国人旅行者のカップルと出会ったこともある。店のおばさんが「今から揚げるので5分ほど待ってください」と言ってるのが解らず、彼らが『何のことだろう?』と韓国語で話し合っているのを聞きつけ、通訳してあげたら、とても喜んでくれた。

彼らは、その前の年に福岡へ来た時も、ここで鶏から揚げを食べたそうである。

竹下駅の周辺には観光地らしい所もないので、まさか、から揚げを食べるために竹下へ寄ったのかと思って、そう訊いたら、「この少し先にアサヒビールの工場があるじゃないですか。去年も工場見学に来て、ここの鶏から揚げを食べたんです」と笑っていた。

どうやら、鶏から揚げの店はともかく、アサヒビールの工場見学ツアーは韓国のガイドブックにも載っていて、訪れる韓国人旅行者も少なくないらしい。

しかし、彼らは日本語が殆ど解らないようだったが、工場見学では、韓国語か英語の案内もつくのだろうか?

私も一度ぐらい工場見学に参加して、出来立て(?)のビールを飲んでみたいと思っていたけれど、とうとうその機会はなかった。