米国はいったいどうなってしまったのだろう?
4年前、トランプ大統領の就任前にも小規模のデモ騒ぎがあり、トルコ・サバー紙のメフメット・バルラス氏は、それを「アラブの春」になぞらえて「アメリカの春」などと皮肉っていた。
しかし、今回の騒ぎは、4年前とは比較にならない本格的な「春」になってしまいそうだ。
「アラブの春」はチュニジアの暴動に始まり、その暴動から政変に至る過程は、チュニジアを象徴する国花がジャスミンであることから「ジャスミン革命」なんて呼ばれたりした。
「アメリカの春」がそこまで至るとは思えないが、これを米国の象徴であるボールド・イーグルにちなんで「ハゲのイーグル革命」とか言いながら煽ってみたくなる。米国のメッキがはげて地金が出てしまった「イーグル革命」だ。
一方で「米国人は相変わらずパワフルだなあ」という妙な感動も覚えてしまった。あのエネルギーは何処から湧いて来るんだろう? とても我々には真似できそうもない。食べているものが違うのか?
エネルギーの使い方が間違っているのはもちろんだけれど・・・。