メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

宗教全般

日本人は気楽で幸せだ・続

自分で言うのはなんだけれど、私も割りと正直なほうじゃないかと思う。でも、私の場合は、本当に厳しい現実に直面することもなく、甘ったれた人生を送って来たから、勇気を出して“正義の嘘”をつく必要もなかっただけに違いない。 嘘ついてまで守らなければな…

平和に纏わる嘘

“本音と建前”と言うけれど、自分の“本音”が何であるのか完全に解っている人なんて何処にもいないと思います。だから、何処までが建前で何処から本音なのか、線を引くのも難しい。 ムスリムやクリスチャンが何処まで本音で宗教を信じているのか問うても余り意…

正札なしの商売

これから恋愛しようという女性に、「ソープランドに良く行きます」なんて言うのは、本当に困ったものですが、この友人や私ばかりじゃなくて日本にはこういう男がかなり多いように思います。 しかし、いくら正直に行こうとしたって、恋心を感じている女性に、…

不干斎ハビアン

以前にも御紹介したこの本に、不干斎ハビヤンという安土桃山時代から江戸時代にかけて生存した人物の信仰の軌跡が記されています。 不干斎ハビヤンは、禅宗の寺で育ちながら、19歳でキリシタンとなり、「妙貞問答」という書物を著して、キリスト教の伝道に…

イスラム的な発想

イスラム過激派によるテロが相次ぎ、イスラムは恐い宗教ではないかと思われてしまいそうですが、長い歴史を振りかえって見れば、戦争を繰り返してきた西欧キリスト教世界より、イスラム世界のほうが遥かに平和的であったと言えるのではないでしょうか?以前…