メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

ソウルで食べた美味い物

スンデクッパプ(豚の血腸詰入り汁ご飯)、ナクチポックム(タコ炒め)、パッピンス(小豆かき氷)。店は、いずれも旅館から10分以内の所だった。
スンデクッパプの専門店は、サウナ(スーパー銭湯)のあるビルの1階にあって、2年前に来た時も、『ここは美味そうだ』と思いながら、入る機会がなかった。
熱々の汁ご飯は、真夏の味覚じゃないかもしれないけれど、冷房の時代になって、そういう季節感は大分失われてしまったような気もする。この店でも、風呂上がりの冷たいビール飲んで、これでは少し涼しすぎると感じた頃に、熱々のスンデクッパプが出てきて、とても美味しかった。愛想の良いおばさん3人組が切り盛りしていて、店の雰囲気も良かった。
ナクチポックム(タコ炒め)は、旅館近くの飲食店街にある居酒屋風の店で食べた。ここも3人のおばさんが楽しそうに店をやっていた。韓国には、なんだかこういう飲食店が多い。
パッピンス(小豆かき氷)は、旅館からインサドン(仁寺洞)に行く途中の店で、焼き芋も旨かったが、とにかく店内の調度品がやたらと凝っていて、ちょっと洒落たギャラリー風になっていた。
朝、山に登った後だったので、冷たいパッピンスが非常に美味かった。それに、扇風機だけで冷房を入れてないから、最後まで美味しく食べられた。かき氷を完食したのは何10年ぶりだろう? 黄な粉がちょうど良い割合でまぶされていた所も美味かったと思う。
ついでに言うと、一人で店をやっている若い女性が、なかなか知性派の美人で良かった。夏が終われば、パッピンスに代わり小豆ぜんざいが出るそうだ。この小豆ぜんざいも是非食べてみたくなった。

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