今朝伝えられたニュースによると、３月２９日に亡くなった志村けんさんが「三途の川」の渡川を果たせず、この世に戻って来た。生き返った志村けんさん御本人によれば、渡川料の六文を川の手前で出会った元風俗嬢という死人に騙し取られたうえ、その気になって衣服も脱ぎ捨てていたため、奪衣婆からも見放されてしまったという。
「まったく、死んでからもオネーチャンに騙されるなんて俺も人が好過ぎるよな。いかりや長介さんが川の向こうで待っててくれたんで六文借りようとしたら、渋って貸してくれないんだよ。長さんのケチは死んでも治らなかったんだね」と溜息交じりに語る志村さんは至って元気そうであり、活動再開も間近いと思われる。
志村さんによれば、天国は非常につまらない所で、酒はノンアルコールのオールフリー、女遊びもままならないらしい。「イスラムの人たちは、『天国にいくら飲んでも酔わない旨酒がある』とか信じているけれど、ノンアルコールだから当たり前なのね。あの人たち、娑婆で飲んだことがなかったんで、『これが酒かあ！』なんて喜んでいるそうだ。嫌になっちゃうよ。」
志村さんは、今後の抱負として、「長さんたちのいる地獄は結構楽しいらしいね。俺もこの世でますます悪行積んで地獄行きを確かにするつもりだよ」と意気軒高に語っていた。
