昨日、六甲山系の中で最も高い摩耶山（７０２m）に登って来た。三ノ宮に近い職場からも良く見えるので『いつか登ってやろう』と思っていた。
起点にした新神戸電鉄谷上駅を９時頃に降りると、「六甲牧場ハイキングコース・・・」という標識が見えたものの、ハイキングコースの入口には何の標識もなく、大分行き過ぎてから戻る羽目に陥った。もう少しポピュラーなハイキングコースを想像していたけれど、そうでもなかったようだ。炭ヶ谷という所を通って、六甲牧場へ向かう車道に出るまで約５０分の間、人には全く出会わなかった。
車道に出ると、折しも工事中で警備員の人が立っている。「摩耶山はどっちへ行ったら良いのですか？」と訊いたら、わざわざ何処かへ無線で問い合わせてくれた上で方角を示してくれた。
ところが、その方へ車道を歩き始めたところ、雪が降り始めて、ハイキングというよりジョギングのようになってしまった。半袖のシャツにジャケットを羽織っただけで雨具も何も用意していなかったのである。
途中、六甲牧場の前で牛をデジカメで写そうとしたら、近くに寄ってきてくれて、なかなか面白い写真が撮れた。それで今度は牛とのツーショットが撮れないものかとスマホを取り出したものの、そうなると牛はじっとしてくれない。雪がちらつく中、「おい牛、こっちだよ」とか一人で大騒ぎして馬鹿丸出しだった。
