メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

40日供養-追悼ミサ

久しぶりに“トルコ便り”を更新させますが、楽しい話題ではありません。この“トルコ便り”で何度か御紹介した旧居の大家マリアさんが、去る4月29日に亡くなり、昨日はイスタンブール市内の墓地でその40日供養が営まれました。カソリックで言う“追悼ミサ”のことですが、正教では何と言うのか良く解りません。

マリアさんは今年の2月に体調を崩して病院で診察を受けたけれど、その時は原因もはっきりせず、マリアさんも直に回復した為、2月13日の“通信”にこれを少々コミックな話題として取り上げました。

思えば、あんなに腹を抱えて笑っているマリアさんを見たのはあれが最後でした。その後、2月15日にもマリアさんのところへ寄って、元気な姿をみたけれど、それから私もちょっと忙しくなってしまい、4月27日に容態が急変して担ぎ込まれた病院へ見舞いに行くまで、会うことはなかったのです。

マリアさんには、暫く暮らしたことのあるギリシャ領のロードス島で懇意にしていた医師がいて、2月に体調を崩してから度々連絡を取り合い、3月になってまた具合が悪くなった時は、ロードス島で治療を受けるよう強く勧められたものの、彼女はイスタンブールを離れることを拒んだそうです。昨日の40日供養で娘のスザンナさんは、「お母さんは、やっぱりイスタンブールに葬られたかったのかなあ」と感慨深げに語っていました。