Top 15 Largest European cities in history (1 AD - 2019)
このYouTubeの動画は、「Top 15 Largest European cities in history」と称して、西暦紀元から2019年まで、欧州で最も大きな15の都市を羅列している。
どのくらい正確な資料に基づいているのか何とも解らないけれど、イスタンブールは初っ端の紀元から「コンスタンティノープル」としてローマに次ぐ2番目の都市に数えられ、その後も様々な都市によって順位が入れ替わる中、常に1~3の上位を守り続けている。欄外に外れてしまったのは、共和国初期の数年に限られ、2000年以降は今日に至るまで断トツの最大都市である。これはおそらく間違いないところだろう。
イスタンブールは、ビザンチン~オスマン帝国の歴史的な都だったばかりでなく、今日も近代的な大都市として発展を続けているのだ。こんな都市は、世界に枠を広げても他にないような気がする。
6世紀に建立されたアヤソフィアも、1935年以来博物館となっているものの、それまでは、人々が祈りを捧げる「信仰の場」であり続けた。変わったのは宗派だけである。そして、いよいよ再び「信仰の場」として蘇ろうとしている。
イスタンブールは、遺跡を訪れるだけの観光地ではない。宗教の聖地でもあり、活発な経済活動の舞台でもある。
世界の方々から、観光、信仰、経済活動と様々に異なる目的でこの都市を訪れた人たちは、美味しい料理に舌鼓を打ち、祝杯を上げて都会ならではの交流を楽しむこともできる。
ドイツから来た人たちは、イスタンブールの繁華街が夜遅くまで賑わっていることに驚くそうだ。ベルリンでも何処でも夜は結構早いらしい。
今はコロナ騒ぎでそういうわけにも行かないだろうけれど、イスタンブールは週末ともなれば、それこそ不夜城と化してしまう。若い人口も多く、エネルギーに満ち溢れているのだ。