メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

2021-01-26から1日間の記事一覧

失地回復への熱望?

トーマス・マンの小説「魔の山」には、サナトリウムのベーレンス顧問官がトルコ・コーヒーで客人をもてなしたり、臨終間近の患者に塗油式を行う司祭らが掲げる十字架を「オスマン軍楽隊」の「シェレンバウム(çevgen / tuğ)」に擬えたりする場面が出て来る…