メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

帰国から一年

昨年の4月、イスタンブールから慌ただしく帰国して以来、ちょうど1年が過ぎた。

1年前の“トルコ便り”を振り返って見ると、「憲法改正国民投票」について雑文を書いたりしているけれど、この憲法改正に基づく大統領選挙は、予定されていた2019年8月を待たずに、いよいよ来る6月24日に行われるそうだ。
 2019年では、憲法改正からあまりにも期間が空きすぎるため、「前倒し早期選挙」の噂は絶えることなく出ていたものの、与党AKPもエルドアン大統領もその度にこれを否定していた。

ところが、今月になって、大統領選挙への協力を約束していた野党MHPのバフチェリ党首が、唐突に「前倒し早期選挙」を提議すると、これがあっという間に認められて決定に至ったのである。この辺の裏事情は何だか良く解らない。

とはいえ、バフチェリ党首の発言力が、このところ増してきているのは確かじゃないだろうか?

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