昨日、1月7日のクリスマスに来訪が叶わなかったロシア正教の教会で日曜ミサを見学してきた。
朝、まずは神戸の「メトロ理容」で散髪を済ませると、神戸元町商店街アーケードから南京街を経て北野坂近くにある教会まで歩いた。
アーケードは未だ10時頃とあって人通りも少なく閑散としていた。いつもは長い行列が出来ている鯉川筋の三宮一貫楼の前にも人影はなかった。
それで、10時半の開店まで周囲を歩き回って時間を潰し、一貫楼の「豚まん(肉まん)」を食べてみた。
熱々でとても美味しかったけれど、「551の豚まん」と同様、具材は豚挽肉と玉ねぎぐらいで至ってシンプルな味わいだった。
やはり、東京で育った私にとっては、新宿中村屋の「肉まん」に勝る「肉まん(豚まん)」など何処にもないような気がする。
こちらは、タケノコや椎茸等の具材が絡み合って、ちょっと奥行きのある味を出している。本場の中国から来た観光客の中にも「美味い!」と言う人がいるらしい。
しかし、関西では余り受けないのか、中村屋の「肉まん」を見かけた覚えがない。もちろん「あんまん」もである。
「あんまん」は黒ゴマのペーストが練り込まれた独特な風味が堪らない。あれは関西でも受けるのではないだろうか?
ところが、こちらでは他の中村屋の商品も殆ど売られていないような気がする。
例外として、どういうわけか姫路のイオンのレジ脇には、いつも「新宿中村屋のカステラ」が置かれている。一度、会計の際に、思わず手を伸ばして購入したことがあるけれど、どうせなら「月餅」なども置いてもらいたいと思う。
中村屋といえば、新宿本店のレストランで食べた「カリー」も忘れ難い。「東坡肉」や「春巻き」も子供の頃に食べて非常に美味しかった記憶がある。「カリー」は成人してからも何度か食べに行った。
中村屋には美味しい思い出がたくさんある。