メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

なんという誕生日なのか!

今日は、昨年の4月に亡くなった友人の誕生日だったらしい。友人が登録していたSNSに「お祝いのメッセージを・・」と告知されていた。そして、実際に「お誕生日おめでとう!」というメッセージが「友人たち」によって書き込まれている。

私が来年6月の誕生日を迎える前にぽっくり逝ってしまえば、また同様のことが起こるかもしれない。「還暦おめでとう!」なんて書き込まれるのだろう。なんとも不思議な世の中になってしまったものだと思う。

友人は高校の同級生で、旧メルハバ通信のホームページを立ち上げてくれたのは彼だった。生きていれば、今日、59歳になっていたはずである。

彼は2015年に起業しようとしたものの直ぐに行き詰まり、その後は失意からか驚くほど老け込んでしまった。亡くなったのは、いわゆる孤独死で、死因もはっきりしなかったようだ。

2017年の4月、最後に会った時は「もう生きる気がしない」と話していたけれど、亡くなる3カ月ぐらい前にも電話してきて、「お前も老後のことを考えろ」と年金制度などについて説明してくれた。老後の心配をしていたくらいだから死ぬ気はなかっただろう。

あれが最後の会話になると解っていれば、もっと話したはずだが、私は「俺は未だ若いんだよ」などと言いながら、適当に話を切り上げてしまった。長い付き合いだったのに、なんだかちょっと冷たかったかもしれない。人はあっけなく死んでしまうものだと思った。

「死生命あり、富貴天に在り」で私もいつ死ぬか分からないけれど、それまでせいぜい元気で頑張れるようにしないといけない。それで、酒はもう殆ど飲まなくなった。

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