昨日、ネットで以下の記事を読んで驚いた。韓国の芸能界で活躍する若い日本人女性へのインタビュー記事である。
韓国のニュースは結構気にしているし、福岡ではK-POPファンの集まる店などにも出かけていたのに、この女性の活躍については何も知らなかった。
背景を調べてみたところ、どうやら2016年頃から韓国での活動を始めたようだけれど、実に流暢な韓国語を話す。
まあ、トルコでもその頃には「韓流」を追いかけているだけで韓国語が話せるようになった若者がいたのだから、驚いてはいけないかもしれない。
そうやって韓国語を覚えた若者は、日本の方が遥かに多いだろう。私はもう完全に時代から取り残されている。
ひょっとすると、私ばかりじゃなくて、マスメディアのかなり大きな部分が、今の時代を追い切れなくなっているような気もする。日韓関係がどうたらこうたら、そんなニュースばかり伝えている。
とはいえ、この方の歌を聴いたりすることは、今後もおそらくないと思う。
韓国の歌も日本の歌も、聴くのは30年以上前の曲が殆どで、新しい曲は全く聴いていない。
古い曲も、大概、酒を飲んだ時に聴くので、滅多に飲まなくなった最近は、そういう機会も少なくなってしまった。素面でも聴いたりするのはクラシックに限られてしまったような感じだ。ビートルズさえ余り聴いていない。
しかし、クラシックの曲なら、最近も、今まで聴いたことのなかった曲を見つけ出して聴いたりしている。気になった演奏家をネットで検索して調べたりもする。
例えば、10年ぐらい前だけれど、サラ・チャンというバイオリニストの演奏をYouTubeから探して聴いたことがある。シベリウスの協奏曲は今でもたまに聴いている。
サラ・チャン氏にまず驚かされたのは、韓国のお下劣なお笑い番組に出演して、際どい下ネタでゲラゲラ笑っている姿を見た時だ。演奏スタイルもそうだけれど、とても豪快で楽しい人物らしい。最近の演奏を聴いてみたいような気がする。
The Guru Show, Sarah Chang #04, 사라장(장영주) 20071128
Sarah Chang plays Sibelius Violin Concerto in D minor (full)