メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

鹿児島・・・・。

一泊二日で、鹿児島の施設に母を訪ねて来た。感染症の騒ぎもあり、正月の時のように母をドライブに連れ出すのは遠慮しなければならないだろうと思っていたけれど、それ以前に、この二ケ月の間で母の衰えは激しく、既に車椅子を使い始めていて、外出など楽しめる状態ではなくなっていた。

また、入れ歯を支えていた歯が抜けてしまい、未だ新しい入れ歯が出来ていなかったため、表情もすっかり老け込んでしまったように見える。口数もめっきり少なくなった。下らない冗談を言うと、相変わらず可笑しそうに笑っているものの、何も言い返さないので、果たして意味が解って笑っているのだろうかと心配になる。

昭和6年生まれの母は、5月に誕生日を迎えれば89歳になる。その一月後には、私も60で還暦を迎えてしまうのだから、老化も衰えも不思議なことではないのかもしれない。

朝早い便で鹿児島に着き、午前中は桜島の良く見える海岸まで出たりして市内を歩き回った。途中、ジョギングも交え、距離は10㌔近くになっていたと思う。まだまだそう簡単に老いるわけには行かない。

正月、ドライブ中に発見した「鹿児島イスラム文化センター」にも寄ってみたけれど、礼拝の時間でもなかったので開けっ放しのモスクの中はがらんとして人影はなかった。裏手のハラール食材店にいたパキスタンの女性に訊いたところ、モスクのイマーム(導師)はエジプトの方だそうである。トルコ人で礼拝に来る人はいないようだった。もっとも、鹿児島にトルコの人が在住しているかどうかも解らないが・・・。

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