メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

再び鹿児島へ

8月16日は、長期休暇の最終日だったので、姫路まで出かけてみた。

帰宅後、姫路での見聞等をブログでお伝えしようと駄文を記していたら、残り数行というところで、屋久島の姉から電話が掛かって来た。7時過ぎだった。

鹿児島の施設から緊急の連絡があり、7日以来、意識不明の状態が続いていた母の呼吸が既に停止したという。

私は直ぐに新幹線で鹿児島へ向かったが、屋久島からは船も飛行機も終わっているため、翌日にならなければ動けない。

この日、母を診断したお医者さんが、容態は悪化しているものの、今日明日にもという状況ではないと伝えて来ていたので、私たちにとっては、かなり急なことになってしまった。やはり、運命とは予期に反して訪れるものなのかもしれない。

その後の経過を詳しく記すつもりはないが、数日待たされる可能性もあると言われていた火葬も今日中に済み、実に簡単な葬儀を終えて、姉は骨壺を携えて屋久島へ帰り、私も今、高砂市の自宅でこれを書いている。うちは親戚付き合いが殆どなかったため、姉と私以外に参列者などいなかったのである。

私は明日から通常勤務に戻る。日給月給だから余り長く休んでいるわけにもいかない。それに、明日は汗をかいて動き回っていた方が気分的にも楽じゃないだろうか。そして、明日以降、またいつものような日常が繰り返されて行くのだと思う。