メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

トルコのウルファ県に設立されたソウル中学校

ウクライナ難民の受け入れを論じる西欧の報道に「彼らは青い目と白い肌のウクライナ人でありイラクやシリアの難民と異なる」という趣旨の説明があったらしい。これがトルコでは「西欧の人種差別」として大きな話題となっていたようである。

トルコは既に300万人以上のシリア難民を受け入れている。そのため、「ウクライナの青い目と白い肌の難民が300万人以上押し寄せてきたら西欧は何を言い出すだろうか?」と言う人たちもいる。

先月、トルコのウルファ県に韓国政府の協力により、主にシリア難民を対象にした医療施設、そしてシリア難民とトルコの子供たちが学べる中学校が設立されたことが韓国とトルコのメディアによって報道されていた。

この学校は、アンカラ大学の韓国語学科で学ぶトルコ人学生らの提案により「ソウル中学校」と名付けられたという。朝鮮戦争の最中、トルコの協力により「アンカラ学校」が設立されたことに由来しているそうだ。

ウクライナ問題に注目が集まる中、シリア難民の苦境を忘れずに手を差し伸べた韓国政府の地道な支援活動は称賛に値すると思う。

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